北朝鮮、核実験場で小規模な動き。米大が分析

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「またか」の話にどうしても見えるんですが違います。
一言で言うと北朝鮮の金正恩独裁体制が間違いなく追い詰められてる。
ごく簡単に最近の動きをおさらいすれば、まずアメリカの大統領選挙中にトランプさんが「俺は別に普通に金正恩委員長と会うよ」と言ってる。
これは北朝鮮にとっては超ド級に大ニュースだった。
何故かというとずっとラブコールしてきたわけですから「直接会って話したい」と。
そして「和解したい。友達にしてくれませんか?」と。
それだけを言ってきたんですよ実は。
そうすると中国の属国にされて中国の思いのままにされる事もある程度防げるし、第一金一族のトップがアメリカの大統領に会うという事は金一族の独裁が今後も続けられるという保証になる。
それで朝鮮中央通信や北朝鮮の国営メディアがトランプさんを持ち上げてきてたのが最近急激に様子が変わってきて、「別に会わないわけじゃないよ」という発言もトランプさんはしてるけど現実に北朝鮮の工作員とか、或いは北朝鮮の最前線で感じる動きというのはアメリカが陸海空三軍プラス海兵隊の四軍統合でひょっとしたら金正恩を直接暗殺する作戦が今までも何度も何度も計画され間近に迫ったと思われることもあったけど今度ばかりは本気じゃないかという事があって、だから一般的には金正男を暗殺してしまったのは韓国に亡命政権が作られてそこのトップが金正男になってしまうんじゃないかという事であらかじめその芽を摘んでおきたかったという話がされててそれはそれで間違ってないんだけどその亡命政権を作るというのが前に動きがあったような脱北者で何となく形だけの亡命政権を作っていわば見せかけの様なトップに据えるという話とは根本的に違う。
だから韓国に亡命政権を作るという話よりも直接アメリカが介入して金正恩委員長を殺害するか或いは亡命の準備をさせるか。
殺害だけとは限りません。
亡命の準備を実際父の金正日総書記がしていたのはパリで確認されてますから。
亡命予定の旧王宮まで特定されてます。
だから必ずしも強硬な姿勢で「殺してしまうんだ」という話だけじゃなくて結果的に亡命に追いやるという事もあり得る。
亡命政権じゃなくて今の独裁者が権力を手放して家族ごと亡命する。
いずれにしろ韓国に脱北者を中心にした非力な亡命政権が出来てという話じゃなくて北朝鮮の体制返還を起こす。
その動きがあるから話し合ってくれるはずがそこまでドーン行ってるから余計ショックが大きくて、だからややどうしていいか分からない状態で暗殺に踏み切った。
今までもチャンスが無かったわけじゃない。
しかも暗殺の踏み切り方がクアラルンプール。
マレーシアは元々親中派です。
特に今の首相は親中派で、という事は北朝鮮とも悪くない関係にあった。

クアラルンプールのしかも空港だから監視カメラが山のようにあるので金正男は今まで暗殺を警戒してきただけにいわば暗殺警戒のプロみたいになってるからこの親北と言ってもいい国の代表する空港でしかも監視カメラがあるところでは当然襲ってこない、油断するという事は北朝鮮側も分かってる。
そこでなりふり構わずカメラに映るのも分かってて大使館の人間まで出して、それでも最低限の工夫として二人の女性を使ったんだけど追いつめられてやった暗殺ですよね。
しかも金正男が居るという事を北朝鮮の普通の人はほとんど知らない。
兄弟の構成も知られてない。
だから金正男がどういう顔をしてるのかを知ってるのは僕ら西側の人間だけで北朝鮮の人はほとんど知らない。
だから兄を殺したという事はなかなか浸透しないにしても朝鮮労働党の幹部陣とか軍や工作機関の上の方は「ついに腹違いとはいえ実に兄を殺したか」と。
でも実の兄を殺したという事は金正恩政権を弱めますよ。
チャンソンテクというおじさんを殺しただけでも大きな問題になったけど実の兄を殺害したとなるとこれはもう誰も付いていけないんですよ。
でもそれをやらざるを得ないぐらい追い詰められてる。
だからこの核兵器も、核兵器を持つからアメリカが顔を向けてくれていう事を聞いてくれる。
だから核実験をやってきたしそれが外貨に繋がる。
つまり中東を中心にその技術や実物を輸出してそれが北朝鮮の唯一のビジネスになっててある意味でそれがうまく回転してきた。
それが回転しなくなってる。
何故かというとすでにレッドラインを越えたから。
潜水艦発射型の核ミサイルに着手し、今は潜水艦を持ってない。
潜水艇しか持ってないから大丈夫なように見えて、必要なのが後潜水艦だけになったらアメリカとしては本当は西海岸までは何年も掛かるとして短期間の間にグアムとかハワイとかアメリカ人にとって絶対に揺るがせにできない所に北朝鮮の、場合によっては潜水艇の少しマシな奴みたいなのが接近し、そこからハワイの目の前まで行かなくてもある程度近づかれて潜水艦発射型のSLBMを撃たれるとアメリカの凄いスパイ衛星網でもやっぱりある程度の深さで来る潜水艦を全部は把握できませんから、脅威がレッドラインを越えてるんですよ。
既に越えたと見るべき。
そうするとじゃあ今までの様に核実験やってアメリカの関心を引き寄せるやり方が良いのか?
やらない事にして急に良い子になって、金正男暗殺はしたけど「アメリカを攻撃するようなそんな怖い事はうちはしません。核兵器の開発もしばらくしません」というのとどっちがいいか分からないからこのなんちゃって準備になってるわけです。
出したり戻したり出したり戻したり。
本当にすぐやるぞじゃなくて今までと様子が違うのは何をしていいのか分からないという意味もある。
それが非常に濃厚な予感に繋がるのは今まで北朝鮮が崩壊する崩壊すると言われながら崩壊せずに来たけどその肝心要はやっぱり中国であって「石炭を北朝鮮から買うのを止めましょう」ってそんな事じゃなくて問題は油です。
それも中国が買ってるんじゃなくて中国の油を北朝鮮に直接パイプラインで送ってる。
北朝鮮に油は全くありません。
そして実は外国から買うお金もありません、外貨が無いから。
じゃあどうするんですか?
全部油で動いてるんですよ?北朝鮮は。
だから中国が北朝鮮のパイプラインのコックを閉めただけで電気が付かないだけじゃなく軍ももう身動きが取れない。
という事はまさかのXデーが近づいてる。
その気配を感じるのがこのニュースです。
だからいつもの「これよく聞くよね?」という話じゃないという事を僕たちは拉致被害者の救出も含めて深刻に考えるべき時。
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