天皇陛下譲位巡り19年元日の改元案浮上、政府

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この年明けからの様々なご譲位をめぐる報道には非常に違和感を覚えてます。
例えば元号が変わる云々に関する報道でもかなり先走った報道だなと思うし、皇太子殿下が天皇に即位された場合、秋篠宮様のご公務が増えるので、秋篠宮家に対する処遇を変えるんだと言ってるんだけど、いや別にご公務が増える増えないじゃなくて、要するに秋篠宮家にはお二人皇位継承者が居らっしゃるわけですから当然そうすべきでしょ、色んな意味から。
それを何か「ご公務が増えるから」ってつまり負担が増えるから、仕事が増えるからってそれはちょっと大変違和感があった。
そもそもご公務が増えるかどうかも分かりません。
代替わりがあるからと言ってご公務が増えることは無いです。

テレビでしゃべってる人を見てると恐らく我々一般人ほどしか知識が無い人達が、忖度とも言えないようなことを結構憶測で色々言ってる。
それいいの?
しかもこのニュースも「政府内で浮上している」という事でニュースになってる。
これ共同通信だけじゃなくて新聞各紙で大きく出しましたけど、さも決定事項のような印象をみんな受けますよね。
で読むと案が浮上しているってだけ。
政府関係者が明らかにしたと言ってもそれがだれかは分からない。
この問題は確かに関心事として非常に注目されてるのでちょっとした案が浮上しただけで報道事項になると思うんだけど、公式に発表されたものは極極僅かでまだ有識者会議の結論も出てません。
ですからどんどん固まってるかのように思うと実はまだ何も変わってなくていろんな意見が出ている段階。

「国民生活への影響の回避狙って1月1日に元号を変えるのが良いんじゃないか」と言われてますけど、むしろ国民生活への影響が大きく出るからこそ価値があると思うんですよ。
だって元号って特別な理由があった時に変えるんですよ。
大化の改新の大化、この辺辺りからずっと元号を使ってきて、どういう時に元号が変わるかというと日本国もしくは日本国民にとってとてもいい事が起きた時、またはとても悪い事が起きた時に元号を変える。
何か悪い事が起きた時に元号を変えると心機一転、新しい流れに乗っていく。
いい事が起きた時に元号を変えるとゲン担ぎに乗っかっていく。
そういう意味合いで変える。
だからいつ元号を変えるかというとそれはいつ来るのか分からないわけで、大災害や大地震が来て変えることだってある。
そうすると国民生活が変わる。
昨日まで明治だったのが今日から大正になったとか、それが昭和になったとか。

かつては良い事があったり悪い事があるとちょこちょこ元号が変わってた。
特に幕末は結構頻繁に変わってた。
明治に入ってからはあまり頻繁に変えるのもどうかという事で絞ることにした。
何に絞ったのかというと一つに絞っちゃった。

日本人にとって最も悲しい事と言ったらそれは天皇が崩御、つまり亡くなる事。
じゃあその時に変えよう。
日本人にとってすごく悲しい事、その最たるものが天皇の崩御だからその時に変えようという事になった。
だから悲しみの中で元号が変わる。
ですから本来譲位では元号は変わりません。
ただ今は元号法という法律があって天皇の代替わりがあったら元号が変わると書いてあるのでこのままだと譲位でも元号が変わる。
そもそも譲位は想定してないんだけど。
だから元号というのは何かあった時に変えて、国民生活にいろいろ大きな変化があって、でもその中で何か切り替わったような気もするしという。
だから本来だったら東日本大震災の後に元号が変わるべきなんですよ歴史的に言えば。
国民生活に不便な事があるかもしれない。
でもそれを乗り越えて何か運気を切り替えていって、これからみんなで協力して新しく、良いようにしていこうという風になる。
国民生活に影響があるからこその改元なんですよね。
国民生活に全く影響のない改元だったらそもそも改元の意味なんか無いので。

「影響を最小限に」ってまるで悪影響であるかのような表現をしてますからねぇ。
こんな事言うんだったらそもそも元号なんかやめちまえという話なんですよ。
突然元号が変わるのは経済的には結構いいんです。
カレンダー全部作り直しだし。
影響を最小限にじゃなくて影響があってなんぼだろ。
これをみて「ふむふむ、最小限が良いよね」と思った人は危険です。
それは元号を無くすという話の入り口になっちゃいますから。
国民に大きな影響があってこそ、元号を使ってる価値があると思います。
関連書籍 元号(げんごう)でたどる日本史 (PHP文庫)
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