南スーダン制裁で日本棄権。決議案否決

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アフリカ大陸にスーダンというデカい国があってその一番下の南の半分が独立した。
例によってアフリカ特有の部族対立で殺し合いをしてきた。

日本は憲法を縛られた状態、安保法制はあるけど基本的には何も変わってません。
憲法の大元は何も変わってないから基本的にはほとんど何も出来ない。
その状態の自衛隊を南スーダンに出してて、何もしない国連がようやくアメリカが動いてくれたおかげで「南スーダンに武器をどんどん売るのをやめましょう」と。
これは正しいんですよ?
中東の武器商人も南スーダンで商売してます。
今政府側が優勢だから自衛隊も政府と一緒になってます。
そして反政府も居ます。
この反政府の方にミサイルだとかをタダであげる。
タダであげたら反政府の方が強くなって政府軍がやられます。
で、お金を持ってる政府軍はもっと強くなるためにお金を出して武器を買います。
だから最初タダで出した分も十分ペイできる。
今度は政府軍が強くなったからまた反政府側に無料でミサイルをあげて反政府側が強くなり、政府側は「じゃあもっと強いものを」と言って武器を買う。
そうやってどんどんどんどん殺し合いが深まっていって武器商人ばかりが儲かる。
だからアメリカが「いくらなんでもこれは酷すぎる」という事で武器が南スーダンに入らないようにというのが根っこの趣旨であって、それになんで日本が棄権するんだ?

この日本の棄権も実はかなり影響して、これが否決された。
この事にあるアメリカの外交官は非常に頭にきてて「日本は訳分かんない」と。
「そもそも自衛隊が行ってるところに武器がわんわん増えるのは困るんじゃないのか?」と。

国連大使は「制裁は逆効果だ」と言ってる。
要するに政府側は武器が欲しい。
或いは場合によっては自分の持ってる武器を他に売ったりもしたい。
「自由にさせてくれ」と。
日本は今の南スーダンの政府側に付いてるんだから、本音ベースで言うと政府の言うことは聞いてあげなきゃいけない。
政府が日本に対して怒ったら「派遣やめてくれ」とか「出ていけ」という話になってややこしいからと。

これは安倍政権が指導力を発揮すべきだと思う。
例によって外務省や防衛相は間違ってる。
つまり派遣ありきになってる。
派遣してるんだから、それを続けることが先になっちゃってて、こんなもんさっさと撤退して全然いいんですよ、アメリカは内戦だと言ってるんだから。

こういう矛盾したPKO派遣を、或いはPKOの枠を飛び越えてトランプさんは恐らく「イラクに行け」と言っては来ます。
その時にイラクはどうなってるのかというと自称イスラム国が「国作り」と言ってたのがもう出来なくなった、今やられてるから。
それで元のテロリストに戻るという事は、派遣された自衛隊が普通の服を着ている一人の市民に見えるような人からいきなりやられるという事が起きますよ?自衛官に。
1人の自衛官がやられると当然これは正当防衛が働くから、日本の愚かな憲法の元でも反撃できる。
そして自衛隊が本気で反撃したらそりゃあテロリストの側がやられます。
つまりこっちは一人戦死、そして敵を殺した。
すると「自衛隊は人殺しになったんだ!わああああああああああ!!」という話に必ずなる、いわば予言の様なニュースなんですこれは。

だからこの憲法の下で、そしてなんちゃって安保法の下で自衛隊を事実上紛争地域に派遣してる事は、もうPKO五原則自体が機能してない。
だから冷静に、情報を公平にちゃんとインプットして考え直すべきです。
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