核禁止条約交渉が3月開始。日本また反対

核禁止条約交渉が3月開始。日本また反対
核兵器を持つことが非合法になる、もしもこういう条約が成立すれば。

オバマさんは核無き世界と言ってたんだから賛成してもいいはずですよね?
でも猛烈に反対してる。
これで十分じゃないですか?
ハッキリ言って嘘つきですよね。
核無き世界と言いながら、核を持つことが非合法だとなったら反対する。
こんなおかしな話は無い。

オバマさんが本当に言いたいことは核少なき世界ですよね。
核少なき世界がなんでアメリカにとって良いのかというと、核兵器はすぐ腐る。
例えば野菜だと捨てればそれで土に還ってくれるんだけど核兵器は腐った場合捨てるわけにいかない。
持ってる国を汚染したり、下手すると汚染爆発、予期せぬ爆発になったりするから要するに核兵器の維持費を減らしたい。

今はオーバーキルで要するに殺し過ぎ。
ロシア、アメリカ、中国の核を全部合わせると人類丸ごと一体何回殺せるか分からない。
だからもっと少なくても十分大きな顔できるので、維持費を下げるために少なくしたいと言ってるだけなんですよ本当は。
そういうオバマ政権の正体がここに現れてる。

これに繋がるニュースが、トランプ氏「核戦力強化」オバマ氏との対比鮮明にというニュース。
トランプさんの外交ってもう始まってて、来年1月20日までは本当は外交できないはずが、もうどんどん先に進めてて、台湾の蔡英文さんという総統と先に電話して中国をびっくりさせたりしてるんですが、このニュースには三つポイントがある。

まずオバマ政権との対比が鮮明という事。
これにはトランプ政権の特徴が出ていて一つは利用。
利用できるものはなんでも利用する。
トランプさんは外交の権限が一切ありません、まだ大統領じゃないから。
それなのになぜ早くスタートするかというともうオバマ外交にみんな飽き飽きしてるから。
核無き世界と言ったのに核禁止条約に反対する。
やってる事が訳分かんないというアメリカ国民の感情を利用する。
利用できるものはなんでも利用する。
だからオバマさんが核兵器に関しておかしなことを言ってる間に「俺は分かりやすく核兵器を許可するんだ」と言ってイメージアップを図る。
つまりなんでもちゃっかり利用する。
だからトランプさんが大統領になったら明らかに安倍総理も、僕たち日本国民も必ず利用されます。
特に日本のマスメディアはトランプさんが大統領になったら「中々素晴らしい大統領だ、本当は私は前から支持してた」とか「いや本当は私は前から当選すると言ってました」という手のひら返しが溢れるので、トランプさんが日本を利用しにかかってきたときにどうするのか?
しっかり総理も国民も今から考えなきゃいけない。

二つ目がトランプさんはあくまで実利を求める人。
例えばプーチンさんと仲良くしてます。
アメリカは外務大臣の事を国務長官と言います。
また外務省の事を国務省と言ってます。
どうしてそういうよく分からない名前なのかというとアメリカは連邦国家なので基本的に人々の暮らしは州政府が見る。
そして外交は国がやらなきゃいけない。
だから国の任務、義務、国務は外交だという話。
その国務省のトップ、長官。
日本で言うと外務大臣にティラーソンさんというプーチンさんと石油の闇商売もしてきたその人が外務大臣になるので世界をびっくりさせてる。

プーチンさんがアメリカのミサイル防衛を打ち破るような新しいミサイルを核爆弾付きで開発すると言ったら即座にトランプさんは「じゃあこっちも核兵器をもっと強化する」と言った。
つまりこれはプーチンさんと世界を平和にする、仲良くすることが目的じゃなくてプーチンさんも利用するだけなので相手がそういう出方をするんだったら、じゃあそれをきっかけに、核兵器は儲かる商売でもあるから。
とにかくプーチンさんとの間でも友情とかそういう事じゃなくてあくまでも求めるのは良くも悪くも利益なので、したがってプーチンさんが核兵器強化と言ったら「そうですか、ロシアのやる事は理解する」じゃなくて「じゃあアメリカはもっと核兵器持つぞ」という脅しも含めた実利をやってくる。
これは日本との関係でも必ずそうなります。

オバマさんと安倍さんの間は、広島訪問や真珠湾訪問みたいに何となく綺麗事の友情で本当は偽善的なところもあった。
トランプさんはそういう訳にいかない。
だから前に安倍総理が世界に先駆けてトランプさんと会った時に「いい人だ、社交的な人だ」と言ってたけど、それだとまた裏切られるからそうじゃなくてあくまで利用することを考えて、目指すものは自分の実利とアメリカの実利なんだという事は、「核戦力の強化だ」と言ってる事からも分かる。

三つめは何かというと利用するときにも実利を求める時にもとにかく力。
力というのは何かというと軍事力。
日本は日本国憲法で陸海空軍だけじゃなくてその他の戦力もこれを保持しない。
相手が国だったら戦わない。
国の交戦権はこれを認めない。
自衛隊は居るけどそれは軍事力じゃないという事になってる。
すると軍事力で押してくる相手と、軍事力が認められてない相手でこのまま同盟関係続けるんですか?
という事は自衛隊はアメリカ軍の一部にずっとされることになる。

中国の空母が太平洋に出て行くのも、「中国はまた変な事しやがって」と思う人も居るかもしれないけどそういう話じゃなくてトランプ政権は次に力で出てくるから。
だからプーチンさんも「アメリカのミサイルを無力化してやる」と言うし中国もヨタヨタの空母を、使い物にならないと分かってるのにそれを一生懸命太平洋に出してくるというのは、力の時代が来るって事なんですよ。
そうすると日本は今までやってきたような外交とか在り方がもう根幹から、世界の方から崩れていってますよという事を僕たちは考えなきゃいけない。

その上で核兵器禁止条約のニュースに戻ると記事にはこう書いてます。
「唯一の被爆国である日本も、核を保有する国と保有しない国の対立を招くとして反対票を投じました」と。
これはアメリカが反対するのと違って正当です。
これについて例えば今朝のNHKニュースでもニュアンスとしていつも通り「けしからん、被爆国なのにこんなの賛成するのは当然だ」。
更に実際に広島長崎でアメリカの戦争犯罪のためにむごい目に遭われた生き残りの方々の声を紹介して「賛成してほしい」という声をいつも一方的に報道する。
NHKを中心に民放も全部そう。
でもこれは話が違います。
日本が例によって分かりにくい事を言ってて「核を保有する国としない国の対立結果」って何言ってるかよく分かんないけど、要は今核を持ってない国も本来は持つ権利があるはずですという事を言おうとしてるので、それならそうとハッキリ言わないとダメです。
被爆国だから一番核兵器を持つ権利があるんです本当は。

実は北朝鮮を中心に核兵器がずっと小さくなって、「あんな国が出来るわけない」と言いながら核兵器の小型化に実はかなり貢献しちゃってる。
全体的に核兵器を小さくして、バカげた大きさのものを沢山持つよりも実際に使える少ない小さい物を持とうという動きは、要するに世界に核兵器が拡散することを物語ってる。
例えばアジアで今後持つだろうと言われてるのは、例えば日本のすぐ足元のインドネシアであったり、或いは中国に対抗するために場合によってはベトナムももちろん検討事項だし、ご承知の通りすでにインドはパキスタンと共に持ってて、インドの核兵器はパキスタンに向けられてると思いきや本当はほとんど全部中国に向けている。
こういう風にしてむしろアジアを中心に広がってる。
こうやって全部を核保有国に取り囲まれたときに核兵器反対論だけで済むのか?

備えるというよりは核拡散を防ぐためにも日本は権利を保有していないといけない。
もしもインドネシアやベトナムや韓国も含めて周りの国々が核兵器を持つようになったら日本も持たざるを得ない。
持ったらどうなりますか?
インドネシアやベトナムや韓国が束になっても敵わないですよ?
日本の膨大な国力と物凄い技術力。
つまり場合によって核兵器の種類によっては核実験しなくてもコンピューターシミュレーションだけで完成させてしまう。
核兵器というのは運搬しなきゃいけないけど飛行機で持って行こうとするとアメリカ空軍にやられるからミサイルを使う。
ミサイルは音速の10倍で落ちてくるからアメリカ空軍でも落とせないからどこの国でもミサイルという事になるんですが、日本がミサイルを持ったらどうなるかというとまずミサイルの目の部分。
日本の光学技術はドイツのかつてのカメラ王国を遥かに抜いて間違いなく世界トップ。
こういう技術も全部組み合わせると、世界のミサイルは対象物に当てようとしても精度は知れてますが、日本だとど真ん中に命中させる。
だからホワイトハウスの執務室に核兵器を撃ち込むことだって日本のものだと恐らく出来るわけです。
そうすると核兵器禁止条約に反対して「日本は核兵器を持つ権利はそのまま保持します」と言ったら他の国は当然考えます。
「うちらの国が北朝鮮から買ったりしてぼろい核を持つと、あの日本ががらりと変わって核保有国になるかもしれない。そうなってしまったらもうその力に誰も抵抗できなくなる」。
だから日本にそうさせないために他の国も核兵器を持たないという事が実は逆説じゃなくて実際のこの世界なんですよ。
だからアメリカと違って日本は核兵器禁止条約に反対しないといけない。
本当はそういうニュースです。
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