ゴールドマン社長、予算局長に起用か?トランプ氏

ゴールドマン社長、予算局長に起用かトランプ氏
トランプが大統領になります。
そうすると何千人のスタッフ、大臣から長官、局長に至るまで全部をどんどん入れ替えていかなきゃならない。
この部分はまさに民主主義。
要するに当選した人が自分の考えでやれるような体制を整える。
これが本当にいい事かどうか分からないけど、日本はこれと全然違って官僚は動きません。
地方の議会も市長は変わっても、その下の議員は変わらないし官僚となると絶対に変わらない。
まず1期で辞めると思われた市長だと役人は全く動きません。
あれこれ言いながら絶対に動かない。
2期やるような感じになってくると少し聞く。
だから日本式がいいのか?アメリカ式がいいのか?

特に今回はトランプなので共和党も必ずしも一枚岩じゃない。
その中で彼がどういう風に組閣をし、局長なんかを選んでいくのかというのは非常に勉強になります。
今どんどん決まっていってますから、そういう人たちの経歴を読むとアメリカの政治が分かってきて非常に面白い。

今トランプさんは何をやってるのかというと一生懸命各地を回って「投票してくれてありがとう」という事と今までの暴言と言われてるものを少し軌道修正するために動いたりしてる。
マスコミは相変わらずまだやや反トランプですけどね。
そういう事を覆そうとして丁度やってる最中で、この12月は非常に面白いので少しアメリカの人事に注目してみると大変面白いんじゃないかと思う。

アメリカの投資銀行、ゴールドマンサックスとなってますが日本語訳がちょっとおかしい。
ゴールドマンサックスは決して銀行ではありません。
日本語訳にすると投資銀行という訳を当て嵌めるんだけど、英語ではインベストバンク。
実態上は個人を相手にしない。
そして大口取引先、大企業を取引先として専門にしてる要するに証券会社なんですよ。
だから簡単に一口で言ってしまえばファンドビジネスなんです。
それはただ単純にヘッジファンドだけじゃなくて例えば大企業同士のM&A(企業の合併や買収の総称)を仕掛けてみるとかそういった事を仕事としてやっている。
この説明で銀行じゃないんだなということが分かって頂けたと思います。

間違いなくゴールドマンサックスはウォール街の中心に位置する企業です。
加えてユダヤ系の資本であるという事。
アメリカにおいてよくこういう風な話を聞きます。
一般民間企業から行政のトップに就くとか行政の要職に就くという話をよく聞くんだけど、要するにアメリカ人のビジネスパーソン(実業家や経営者)のキャリアアップの仕組みとして、要するに民間企業だけで、民間の畑だけでずっとステップアップしていたのではあまり評価されない。
やっぱり行政組織の中に入って手腕を発揮しないといけない。

でも日本だと大臣だとかこういった組織のトップになると、事細かに全部知ってないといけなくて、だから国会の質疑応答の中でクイズみたいな質問をされて「あなたはこんな事も知らないんですか?」って必要無いんです。
マネージメントなんだから。
組織マネージメントが出来ればいい。
要するに大企業のトップに居たという事は組織マネージメントのプロなんですよ。
そういう人が予算局のトップに就いたとしても要するに人を使うだけですから。
細かい事なんか知らなくていい。
それは専門家に任せればいい話だから。
人を使う事のプロだから就いた。

リーマンショックによってアメリカの主だった金融機関、銀行や証券会社或いは保険会社も滅茶苦茶になったんだけどゴールドマンだけは一人ほぼほぼ無傷だった。
だから公的資金によって救われてない。
リーマンショックの時は凄かったんですよ?
アメリカというのは何でもありで、アメリカンエクスプレスは何の会社ですか?
クレジットカードの会社。
そのクレジットカードの会社を銀行にして公的資金を入れたんだから。
無茶な事をやる国なんですよ。
でも日本みたいにグズグズやってたら全体が倒れてました。
それをアメリカは強引に金で解決しちゃった。
ゴールドマンサックスはその公的資金を受け取らなかった。
そういった点で言うと政府の恩恵を受けてない企業。
むしろその後の相場のボラティリティの高さの中で大儲けした企業。
だから例えばシティーから連れてくるとか、公的資金を多額に入れた企業から連れてくるという事にはやっぱり違和感を感じるし、有権者の方も「あっ、癒着だ」という話になる。
だから連れてくるとしたらゴールドマンしか居なかった。
ゴールドマンしか選択肢が無かったと考えてもらったらいいと思います。
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