第三次補正予算案、対北朝鮮でミサイル防衛費計上

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北朝鮮がずっと核開発をしてきた。
これにはどの国が係わっっているのか?
中国が間違いなく係わってる。
技術の面で言うと90年代前半からはソ連からロシアになった後の技術者が移ったりしてるんですが、この10数年は特に中国の東北部、非常に北朝鮮に近いエリアの軍区が係わっている。

今年の2月にアメリカの下院議員が北朝鮮と取引をする中国企業への制裁などを盛り込む制裁強化案を出した。
これは可決され、中国の企業で北朝鮮の核開発を幇助する、またはマネーロンダリングを手伝っている企業を摘発するという事をやり始めた。
こういう企業はアメリカでも活動してて、その本拠地は遼寧省のタントン市にあります。
タントン市というのは北朝鮮の国境線に一番近いところです。
そのタントン市の企業は摘発されていて、それについてアメリカは「ここは核幇助の企業だから制裁を加える」と習近平政権に言うわけです。
すると習近平政権は「どうぞ」という事で抵抗せずにそれを受けている。
普通だったら怒ります。
「うちの企業に何をするんだ」と。
それどころが中国も「財産を凍結するぞ」と一緒になって摘発をした。
これは米中の密約で、こういう風に北朝鮮を幇助する企業をやっつけるというもので、その企業というのは習近平派ではなく江沢民派の企業であるという事。
とくに遠くの軍区は習近平政権は全然掌握していなかった。
というよりも習近平が北朝鮮を全然コントロールすることが出来なかった。
それを何とか江沢民派の企業を粛正していくことによって、どんどんどんどん摘発して潰していくことによってとりあえず今の流れを切るというのがアメリカと習近平国家主席とのある種の密約。
だからどんどん摘発されている。

その上で北朝鮮がここまで核開発が出来たのはいつからか?
それは90年代になるわけですが、ビルクリントンが大統領だった時代に中国に相当軍拡に転用できるような技術も売っていた。
そういった技術を蓄えたのはもちろん中国なんですが、その技術を江沢民派がまた色々軍拡に使いながら北朝鮮側にも密輸出して、ある一つの企業が摘発されたんですが女社長です。
女社長の企業でそこが金正日体制を支えるとまでは言わないけどいわゆる軍拡を手伝っていた。
その女性のプロフィールを見ると18歳で高校を卒業した後にショッピングモールの店員をしていた人でその人が2000年頃から急にそういう企業に入って戦車の部品を輸出したりという事をタントン港を舞台にやっていた。

ただの名前だけの社長ですよね。
要するに実力者の女。
ある時にチャンソンテクの愛人なんじゃないか?という風な説が出ました。
チャンソクテクは北朝鮮で粛清された人です。
彼が金正恩によって酷い殺されかたをされた後、一回企業の売り上げは下がりました。
でもすぐに戻ってる。
だから色んな人との関係を持ってる凄い女だという事で少なくともタントン市の中で女性ナンバー1の富豪と言われてる人だったんですが、今はもう粛清されました。
最初にここを摘発して「この企業だ」と言ったのはアメリカ側です。
だから両国が裏で繋がっていて江沢民派を潰していっている。

国内の権力闘争に他国を利用する。
中国はそういうところがあります。
やはり自分の国内の敵を倒すためには大きな国の違った勢力と一緒になって潰していく。
だから国内だけで何かをすることは基本的には無いです。

今習近平政権が軍についても北部軍区(要するに北朝鮮に近い側)についても自分たちの仲間内でトップを入れ替えている最中という状況で江沢民派はどんどん弱体化していってる。
という事は習近平体制は一層強まります。
核心と言われていて、核心というのは毛沢東に始まって鄧小平、江沢民、胡錦濤を飛ばして習近平です。
胡錦濤の時代は結局江沢民の傀儡政権だった。
その一派をほぼ粛清して習近平派が今は核心になっている。
そういう意味では中国も一枚岩ではないし、摘発されている企業も国内だけの問題じゃなくてアメリカだったり色んなところが絡んでる可能性もある。

後ろ盾がこういう状況では金正恩も笑っていられない状況なんじゃないですか?
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