安倍政権下での改憲反対55%。改正「必要」過半数

PK2016102902100043_size0.jpg
安倍総理とあえて付けてアンケートを取る必要があるのか?
何この聞き方?
何か意図があるとしか思えない。

憲法典の条文に問題があると国民は思ってるんじゃないのかな?
よくこの問題を議論するとき憲法と憲法典の区別がついてないバカが多い、特に左翼運動家。
憲法典というのは要は日本国憲法みたいに文字になっているもの。
イギリスは憲法典が無い。
憲法はあるけど憲法典が無い。
じゃあ何も書いてないのにどうやってやってるのかと言ったら、憲法というのはその国の歴史、慣習、常識そういったもの全てなので過去の事例に照らしてそれがイギリスの憲政的にOKなのかという事を判断する。
だから議事録が凄く重要になる。

日本も当然憲法と憲法典がある。
日本の憲法は何かというと例えば平安時代くらいから「宗教が違うくらいで人を殺してはいけません」とかは常識でした。
それが西洋の場合はウェストファリア条約(1648年ドイツのウェストファリアで、三十年戦争終結のためにドイツとフランス・スウェーデンとの間に結ばれた条約)までは宗教違ったら殺していいという世界だったのでそれはちゃんと書かなきゃダメよという事だった。
逆に日本は議会が無かったので帝国憲法の頃から議会の事は凄く詳しく書いてある。
そういう憲法ではちょっと補えない新しい考え方や新しい国の仕組みが入ってくると憲法典で明記する。
だからなるべく憲法典に書いてあることは少ない方がいいんです。
大体常識でやって行ける国はその常識でやればいいという判断が働くので。

で今回言ってるのは憲法そのものを変えるんじゃなくて憲法典の条文を変えましょうという話なんだけど、憲法の観点に立って憲法典を考える時に憲法典がそもそも憲法違反みたいになってませんか?
だって日本の常識から考えて例えば日本人が外国の軍隊とか秘密諜報機関に拉致されたら、その人を取り戻すために戦わなきゃいけないでしょ。
そのために戦力を使うことが必要ですよね、手段として。
それを全面禁止とも取れるような条文があるとしたらその条文は解釈で何とかしなきゃいけないし、当然憲法に合うように変えていかなきゃいけない。

池田内閣くらいまでは領土を取り戻すための戦争は合憲であるみたいな判断をしてたし、そこに爆撃機が来るんだったら爆撃機が飛んでくる飛行場も攻撃していいみたいな憲法解釈だった。
それを佐藤内閣の時にガラッと変えて、その佐藤内閣で変えたものが「ずーっとそうでした」という嘘を言うわけですよ。
共産党なんて日本国憲法を制定するときに唯一反対した政党ですからね。
しかも「9条はダメだ。自衛権を否定するような条文は認められない」と言ってたのは共産党ですから。
それが今じゃプラカードもって反対の事をやってるわけですよ。

そういう意味で憲法の条文云々という事をあんまりこうやってピックアップしてワアワアやる事自体に意味があるのか?
要は憲法典そのものよりも憲法について考えるべきで、憲法と整合性が取れるように憲法典の条文解釈をしていく必要があるんじゃないかな。

問題は9条の条文を変えただけで日本の安全保障が出来るのかどうか?
戦争放棄と書いてても相手が攻めてくるかもしれないし、追い払える力を持ってなかったら自衛軍を持つと言ってもそんなものに意味は無いですよね。
別に条文はお守りの護符じゃないんですから。
関連書籍 「憲法9条信者」が日本を壊す 進化心理学と「破壊衝動」
関連記事

コメント

非公開コメント