殉職自衛官追悼式、野党議員の参列は一人

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全体として国会議員が13人しか出ないというのは、これも凄く少ないです。
けれどもっと頭に来るのは安保法制とかああいう問題で「自衛隊員の命を粗末にするのか、自衛隊員の命を守れ」という事を言ってそれを理由に安保法制に反対した野党の人たちが出ないというのはおかしいです。
「自衛隊員の命を守れ、安保法制は自衛隊員の命を危うくするんだ、だから反対」と言ってた人は当然殉職の自衛隊員のこういう追悼式にはみんなそろって出席しろという話です。
ですから本当は心にも思ってないという事がこれで丸見えですよね。

与党も野党も当時の民主党政権もそうでしたけど改造を繰り返して大臣も副大臣も政務官もころころ変わってきた。
ですのでそれまでの歴代の方に招待状を出すとすごい数になる。
分母は凄い数なのに13人しか現職が出ていない。
元職の5人を足しても、その何倍もの人が断っている。
そういう人が他方で国防族と言われたり、よそで「自衛隊の事が心配です」と言ったってそんなの本気で言ってるとは到底思えない。

今回出席された民進党の大野さんは偶然の一致かもしれませんが来月からもし派遣という事になると第9師団というところが派遣されることになると思うんですが、実は南スーダンに行くのは二回目です。
一度目の時は大野さんが防衛政務官で現地でも訓示を述べました。
そういうある種の責任感もあって今回出席したのかなあと勝手に想像してますが、他の方々を含めて今の民進党に限らず当時民主党政権下で多くの方が居たわけです、防衛大臣だって民主党時代は4人居ました。
その4人は防衛大臣やったんだから少なくとも来ないといけない。

それをまさに安保法案の審議の中でもずっと「殺し殺される関係になる」などという共産党が作ったキャッチフレーズだと僕は理解してますが、それを朝日新聞も使い、テレビも使い、そして「自分たちこそ自衛隊を心配してるんだ」風に装いながら結局安倍政権をディスってるだけだろお前ら、という事が僕の見立て通り実は本気じゃなかったという事の現れがまさに今回のこの結果じゃないですか。
靖国の参拝の事については、それは別の理由でそれに対しては「自分は行かない」という意見があり得るのかもしれません。
しかしこれは無いでしょ?
この追悼式に行かない理由、何か正当化できる理由って何かあるんでしょうかね?
僕は行かなかった人に、何故行かなかったのか?表明して頂きたいですね、その理由を。

野党がたった一人しか来ないのは論外ですけど与党も含めて13人は少ない。
自民党の議員ももっと行くべきです。
この間安倍総理が国会で自衛隊員、或いは警察官、海上保安庁の人たちに感謝の気持ちを捧げましょうと言ったときに、みんな立ち上がって拍手した。
立ち上がって拍手するのなら殉職された自衛隊員の追悼式には来いよ。

あの人たちみんな国会議員ですよね?
拍手することの是非、僕は大統領制のアメリカを立憲君主制のわが国が何か倣うという事はどうかと思いますが、いずれにしろ敬意をああいう形で、自衛隊に対する敬意を表すこと自体は間違ってはいないと思います。
しかし立ち上がって拍手するだけなら議員バッジは要らないんですよ。
それをこれ見よがしに、しかもあの演説原稿見たら(拍手)って書いてあるわけです。
もう完全に打ち合わせでやってるパフォーマンスじゃないですか。
それをやっておきながら13人しか来ないってどういうこと?
本気度が疑われます。
そういう人たちの命令で南スーダンでも今度駆け付け警護と言われている上に新しい任務が付与されたら何が起きるか分からない。
僕はもともとあの派遣には反対してきた。
あの派遣を決めたのは当時の民主党政権ですから。
これは与野党とも責任があるはずなんですよ。
しかしその覚悟を持って例えば本気で反対するなり、或いは覚悟を決めて新たな任務を付与し命令を下すなり、それは両方あっていいと思いますけど、こんな事では行かされる方はたまったもんじゃない。
行く方は命を掛けて行かされるんですから。
それなのに口先だけで「自衛隊員の命は大事」と言う。
そういう政局とか政争の道具にしてもらいたくない。
関連書籍 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)
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