ママの意識調査。老後の目標貯蓄額トップは

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余計なお世話かもしれないけど、日本には標準的なライフサイクルモデルというのがある。
つまり給与所得者、サラリーマンを中心とした標準的なライフサイクルのモデル。
そのモデルによると大体38歳で住宅ローンを組む。
そして家庭にはお父さんが居てお母さんが居て子供二人居る。
その子供二人が成長してきて子供部屋というのかな、自分の自室を欲しがるようになる。

もう一点理由があってそろそろ借りておかないと住宅ローンの返済が出来なくなる。
という事で38歳前後がラストチャンス、借りる限界になってくる。
ところが今の仕事の中身、給与の受け取り方からすると、定年を迎えた時点で住宅ローンが完済出来てない。
そうなると退職金で残債を一括返済するというケースが多い。
で、そこで職場を去ることになるんだけど退職金がゼロになる。
その代わりと言っちゃなんだけどその時点で子供は独立してるから子育て費用が掛からない。
そして住宅ローンの返済も無い。
家は自分のものだ。
家賃は掛からない。
という事で次の職場に移るときには生活をサイズダウンしなくても何とか元の水準を維持できるんだけど、ただ完全に仕事を辞めた後に老後の資金をどうするのか?という問題がここで出てくる、多くのケースで。
そうするとそこでいくら必要なの?
いくら必要なの?という背景には「自分は年金をどのくらい貰えるのか?」という問題と裏腹の関係になってくる。
ともすると銀行や証券会社が「老後資金を貯めなさい」と言ってくる。
我々も金儲けしたいという気持ちがあるから段々段々金額もデカくなってくる。
「いやいや今の時代1億は無いと」とか。
そこで焦って貯蓄が始まるんだけど、実は年金というのはそれほどバカにしたものじゃないんです、現状では。
ただ制度が維持できるかどうかという不安はあります。
でも現状では納めた金額の2.7倍貰えます。
厚生年金に入ってるサラリーマンだと6000万円の元本を持ったファンドを持ってるのと一緒なんですよ。
それを2~3%で回してる。
「但し元本の取り崩しは出来ませんよ」と。
こういう事を考えていくと年金はきちんと納めた方がいいという事と、年金制度を維持していくためにどういった事をやらなきゃいけないのか?
政府にどういった事をやってもらわなきゃいけないのか?
要望しなきゃならないのか?
そこがあやふやなままでこれだけお金貯めても意味無いんですよ。
ベースがそこだから。
ところが「年金ってどうせ貰えなくなるんでしょう?」とか「自分たちの世代はどうなるか分かりませんから」とか「納めたら損だから」みたいなね。
そういう事ではいくら老後の資金を貯めても、要するに老後の資金を貯蓄しただけでは恐らく老後の生活は維持できない。
やっぱりベースがあってこそだと思います。

そんな中、退職金が貰えなくなってくるという時代に入ってて、要するに退職しても住宅ローンが払い終わらずにずーーっと付いて回るという状況がもしかしたら増えてくるかもしれない。
だから老後資金の問題と住宅ローンの問題、さらに自分の持ち家を買うのかどうなのか?という事もきちんと合わせて考えていく必要があるんじゃないかと思います。

暗い話ばっかりもあれなので最後に明るい話をします。
老人ホームというと介護を必要とされる方が行かれる施設だけをイメージするかもしれませんが最近出来てるのはちょっとしたサービスの付いた高齢者向けのマンション。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)と言われる建物。
これはなかなかに幅が広いし、活用の仕方によってはいいのかもしれない。
その代わり例えば65歳を過ぎて1人暮らしだからサ高住に移るとなったら、身の回りのものやなんかはかなり断捨離してシンプルにして、でそこに入って必要な時にサービスを受ける。
こういうライフスタイルは段々定着してくる可能性があると思う。
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