霊璽奉安祭

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先週の月曜日、17日から靖国神社の秋季例大祭が行われました。
いつも例大祭のニュースは「例大祭が行われている靖国神社に閣僚が参拝しました、しません」というどうでもいい話。
どうでもよくはないんだけど別にいつも速報を打つ必要は無いだろというニュースが流れる。
そして私人としての参拝か?公人としての参拝か?という事が言われますがほとんど意味はない。
閣僚が参拝し、時には閣僚専用の記帳簿に記帳してもらうんですから、だからまさに閣僚として参拝してるんです。

今回は例大祭の前の日に霊璽奉安祭(れいじほうあんさい)というのが行われた。
この霊璽奉安祭というのは非公開の祭祀です。
メディアからの要請もあるんだけどそれも全部お断りしている。

靖国問題と言われたときに合祀という問題が出てきます。
霊璽奉安祭というのはこの合祀をするお祭りなんです。
戦前は合祀をするためのお祭りというのがあったんですけど、戦後はそうではなくなってこの霊璽奉安祭というもので御霊を移して、そしていわゆる合祀という形になる。
今回なんでこれをやるのか?
今回は四柱、旧陸軍の方たちの御霊を移すという祭祀。
この祭祀は大体一時間に亘る時間、非常に厳粛に行われます、真っ暗な中。
そして実際に御霊が移る瞬間は靖国神社の境内の全ての明かりを消します。
音楽も吹奏楽を奏でたり、それこそ生で國學院大學の吹奏楽の人たちが。
そして祝詞をあげ、海の幸山の幸をお供えしてという事を一時間かけてやる。
やっぱりそれは国のために命を落とされた方々を神様としてお祭りするという靖国ならではというか靖国にとってこれが最も重要な祭祀だと言っていいと思う。
そういうものなので非公開。
でご遺族の方はかつては、戦前は合祀祭の時は国費で招待されていた。
昔は厚生省から名簿が来てそれを合祀していた。
そういう事はもう出来なくなった。
ところが今現在も、じゃあご自分の先祖に当たる方が戦死されたという事は何となく分かってるんだけど靖国神社に英霊として祀られてるんだろうか?という事を疑問に思うじゃないですか。
で靖国神社に問い合わせをします。
例えば「うちのおじいさんはこれこれこういうところで戦死した人なんですけど靖国神社に祀られていますか?」と。
そうすると靖国神社は膨大にある名簿の中から「あっ、祀られていません」となった場合どうするかというとご遺族が自分で厚生労働省に行ってその証明を貰ってきてそして「靖国神社に合祀してください」という風にお願いして初めて、という事なんです。
ですから今はたまたまこの秋の例大祭の前の日にという形で今回四柱について行ったという事なんです。
ですから来年これがあるかどうかというのは分からない。
ただこの70年以上が過ぎてもそういう風に想われる遺族の方が居て、そしてまだ合祀をされるという事で祭祀が行われる。
つまりまだ全然終わってないという事。
むしろこういう事を渋谷の公共放送は、別に靖国神社をどう捉えるかという政治的にとか宗教的にというよりも、やっぱりこの事実をちゃんと知らせるべきだと思う。
閣僚の参拝についても事実じゃない事が独り歩きしてる、私人か公人かみたいな。
それは本当は全然違うからという話なんだけどそういう風になっちゃってたりして、みんな思い込みで嘘の情報が結構流布されてしまってる。
合祀という事についてのプロセスも、みんな実際の所を見た人も居なければ知ってる人も居ないので、ネット上なんかに流布されている情報の殆どに嘘が書かれている。

実際に御霊が移るとき、その場にいると何か感じる事はあるのか?
やっぱり明かりを消した瞬間というのは何とも言えない感じはあります。
そもそも夜に靖国の拝殿に上がるという経験自体が無いですから。
何というのかな、あの一時間というのは非常に不思議な時間です。
で当たり前かもしれないけど祝詞をあげるわけですから、当然神様になるのでおめでたい事でもある。
つまり国のために戦って、かつての言葉で言うなら名誉ある戦死です。
で英霊として祀られるという事なのであまり暗い雰囲気でもない。
で吹奏楽が流れて祝詞があげられてという中でなんとも不思議な、真っ暗な中なんだけど何か本当に天に上がって行くような感じもあるし、非常に不思議な感じ。

みんながみんな「靖国神社をどう思え」というのは無いんだけど、やっぱり靖国神社の本当のところというのが実は知らされていなすぎる。
で憶測やなんかで色んな情報が蒔かれたり、或いは公人か私人かみたいな事で変な分断がされてしまったり、全く意味の無い。
今後靖国神社をどう考えていくかについても正しい情報が無いとどうしようもない。
例えば靖国神社に興味を持って、お参りをしようという若い人は実は増えている。
中国韓国が騒げば騒ぐほど実は靖国神社の参拝者は増えている。
で興味を持って参拝されるという方については、どうせ参拝するんだったらちょっとでも玉串料を払って上に上がって昇殿参拝した方がいいと思います。
下で適当にお賽銭を投げて参拝するよりも全然違った空気が感じられると思います。
関連書籍 帰化人が見た靖国神社のすべて―日本人になった中国人
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