比大統領、25日から来日。ブラジル大統領は18日

比大統領、25日から来日。ブラジル大統領は18日
まずドゥテルテ大統領に言っておきたいのは陛下と御面会をする場面では腕をまくって第二ボタンまで開けてというあの姿はやめて頂きたい。
そこがなってないようならただの無礼者ですから。

このドゥテルテ大統領は「とんでもない人」みたいなキャンペーンがされていて色々と影響が出てきた。
そんな中でラモスという人が特使で中国に行くと言われてたんだけどこの人が「ちょっといい加減にしなさいよ、いくらなんでも慎みなさい」という様な小言を言ったりして、これはちょっとドゥテルテ大統領も聞くんじゃないか?
ただラモスさんというのは元々アメリカの士官学校を出てる人なのでかなりアメリカ寄りの人です。
そうではあるけどこの大統領とは仲良しというか気脈を通じているのでラモスさんの言う事は聞くのでは?と言われている。

ドゥテルテ大統領の新しい政策が実施されたらフィリピンに行けなくなっちゃう人も出てきます。
その政策というのは禁煙条例を全土で実施するというもので、自分の地元ではすでにやってました。
この人はだから麻薬だけじゃなくてあらゆるそういうものに対して結構潔癖なので、ムスリム(イスラム教徒)だという話は本当なのかもしれない。
でそのマニラも含めて全土で禁煙条例をやると言った。

この人の名誉回復を僕がやる必要も無いけど良いニュースというか意外なニュースでもう一つ最近伝えられたのはフィリピンで殺されてるのは一般の人やギャングや麻薬の容疑者だけじゃなくてジャーナリストがよく殺される国なんです。
それはどうしてかというと一方的に政府が弾圧して殺してるどこかの国みたいな事じゃなく、要するに何か分からないけど変な事言った人は大体狙われて殺されちゃったりする。
そういう民間ベースでの殺人なんだけど、割と何か色んな事を報道した人が闇に葬られるという事がフィリピンは多い。
ドゥテルテ大統領はマスコミ嫌いだと言われてるんだけど「それはけしからん」と。
ジャーナリストというのはそれなりに真実を世の中に伝えていく仕事をする人間たちなので、これがどんどん抹殺されるというのはフィリピンにとって良くないという事を発表して対策チームを作った。
そこにはちゃんと司法関係者も入れて、要するに今までの訳分からないまま殺されちゃった色んな報道に携わる人、ろくに捜査もされない事件の真相究明もやる。
そして今後こういう事が起きないようにきちんと対策するんだというチームを作った。
だから以外に正義感もある人なんです。
そういう意味で非常に捉えどころの無い人。
ますます25日からの来日が楽しみになってきました。

麻薬の事に関してはとにかく滅茶苦茶な人という感じで言われてます。
しかも暴言みたいな事だけが物凄くフィーチャーされるんたけど、一方で自分はマスコミ嫌いなんだけどマスコミを闇に葬るような人たちに対する対策はすぐにやる。
という意味でこの人の正義漢のある一面だとか意外に潔癖な一面というのはあんまり西側のメディアには取り上げられてもいなくてウケもよくない。
何か滅茶苦茶なおじさんという事だけが伝えられてるのはちょっと残念。
だから完全なマフィアの親方タイプの人かなと思いきや、そうでもない。
だってもしそうだったら中国共産党みたいに全部統制しちゃえばいいんですから。

西側のメディアだってこの人の良くない所をどんどん出してるけど別に「出て行け」とは言ってない。
ますます分かりにくい人。

ある人が言ってましたけど、大統領ですから当然大統領閣下です。
マラカニアン宮殿の中では、中だけでもないけどこの人のことをみんな「閣下」と呼ぶ。
でも自分の身の回りの人間には「自分の事を閣下と呼ぶな」という風に言ってる。
何を言いたいのかというと前のアキノ大統領まではみんな「大統領閣下」だった。
「大統領閣下」と言われてみんなにかしずかれていた。
国内ではかしずかれているけど外に行ったらフィリピンの大統領はみんなにぺこぺこして回って「またお金の無心に来た」と外国から思われているくらいの存在だった。
ところがドゥテルテさんは周りの人間には「俺の事は閣下と呼ばなくていい」と言いいながらアメリカに対してはあそこまでの事を言う。
だからますますちょっと捉えどころのない、何となく魅力のありそうな指導者ではある。
ですから麻薬に関してのあまりにも激しすぎる掃討作戦はちょっといかがなものかと思いますけど、でもやっぱり東南アジアをこれから変える可能性がある人物。
タイは今後政局がある程度混迷していく可能性があるんだけどフィリピンがもしこの人で立て直せば随分ASEANの中での力関係も変わってくるという感じがします。

ドゥテルテさんが欧米から、先進国から一番批判を受けているのは人権面です。
ただ欧米の人権ってダブルスタンダードですよね。
だからある面では人権を言うんだけど自国内で例えば少数民族であるとかマイノリティーに対してじゃあ人権をきちんと守ってるのかというとそうでもない。
そしてもう一つは先進国であるがゆえに色んな問題を無視して「人権」と言える部分があるんですよ。
でも途上国には途上国なりの人権というのがあってもいいんだろうし、そういった点で優先順位を考えてみた時に麻薬犯罪者の人権を守ることがフィリピンにとってプラスなのか?
それともやっぱり麻薬というのは国家を滅ぼすものだからそこは徹底的に弾圧して行くというか撲滅していく方向を選ぶのか?
僕は後者であっていいんだろうと思うんですよ。
むしろそうすべきなんですよ。
そこをなんか人権とのせめぎ合いで、アメリカの今の惨状はどうなってるんですか?
という事を考えるとこのやり方というのは決して間違ってないと思う。
それに色々とケチをつけるべきじゃない。
それぞれにはそれぞれの国情があってやり方があるんだから。
「厳罰で臨む。一罰百戒なんだ」と。
もちろん司法手続きに則る必要はあります。
法治主義を徹底する必要はあるかもしれないけど、そんな事言ってたら国が滅びちゃうよというところまで追いつめられているんじゃないかと思いますけどね。

その前段階なんですよ。
法治、法によってというルールオブローを徹底させる前の段階にあるという事だとは思う。
確かに人権問題は大事だけどドゥテルテさんの良いところは例えば国内ではマイノリティーであるはずのイスラム勢力とはうまくやってる。
それはイスラム教徒であるとか、或いは特権階級の出じゃないとか、そういう事に関してこの人は全く差別のない人間だという風に見られてるから国民的人気も高いんですよ。
そうじゃなくて悪い事をしてる人。
これに対しては厳罰で臨む。
だからこの人の理屈で言えば「自分は間違った事をしてない」という確信に基づいてやってる。
民族や宗教やという出自によって差別をしている政策ではないですから。
そういう意味において欧米があんまりこの事を言い過ぎるのも「ちょっとどうなの?」という感じはします。
特にフィリピンを散々蹂躙してきた人たちがそれを言えるんですか?
関連書籍 物語 フィリピンの歴史―「盗まれた楽園」と抵抗の500年 (中公新書)
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