日弁連、初の死刑廃止宣言

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何故弁護士は被害者を救済しないで加害者のために頑張るのか?
それは弁護士にとって被害者からは金が取れなくて、加害者からは金が取れるから。
とにかく加害者をこれほど大事にするというのはおかしい。
人を殺したんですから。

殺された彼を守ってくれる人は誰も居なかった。
命乞いをしてもそれは受け入れられずに殺されてしまった。
ところが殺した方は弁護士は付くし、判決が確定するまではちゃんと美味しいものが食べられる。
病気になったら慰謝料も認められる。
そうして加害者を助けようとする多くの人が出てくる。
挙句の果てに死刑の廃止。
至れり尽くせり。
しかも今日では人を一人殺したくらいではまず死刑にならない。
二人以上殺して初めて「じゃあ死刑を考えようか?」と。

日本の司法でびっくりするのが例えば麻原裁判。
あれ程時間が掛かかりますか?
もう20数年経ってます。
延々を時間をかける。
加害者はあれほど明らかな凶悪犯罪を起こしたにも拘らず。

そして刑務所の待遇がいい。
北海道の旭川刑務所は個室化してしまって冷房とテレビまで付いてる。
例えば中国の犯罪者が日本で犯罪を犯して捕まったら、彼らからすればもう刑務所に入るという感じじゃないね。
休養所に入ってるのと変わらない。
ただの骨休め。
要するにここまで犯罪者の人権に配慮する。
しかし一方で被害者の人権には誰も配慮しない。
例えばこの日弁連との会議の席で瀬戸内寂聴がメッセージを寄せていて「殺したがりの馬鹿どもと戦ってください」と言ってる。
という事は彼女からすれば法の手続きに基づいて死刑判決を下す人もバカども、或いは自分の親族が殺されてその犯罪者の極刑を望む被害者遺族も馬鹿どもになるんですか?
お前は何の権利があってそこまで人々の心を踏みにじるの?
自分は何者だと思ってるんだ?
こんな奴は宗教家でも何でもない。

日本の刑法は基本的には明治40年に出来てます。
大方100年以上前です。
数年前に大きな改正があってそれで少し刑が伸びたんですけど基本的には明治40年の頃の刑法です。
最高刑は20年くらいなのかな?
これもまたおかしくて、明治40年ごろの日本人の平均寿命というのは40歳くらいです。
今の平均寿命は80です。
そうすると逆に命が重くなってるんですよ。
例えば仮に明治40年頃に35歳の人を殺した。
その人の平均年齢を考えると残り数年の命を奪ったという事になる。
ところが今35歳の人を殺したら、平均年齢から考えると45年の人生を奪った事になる。
ですから昔は死刑の次は最高15年でした。
この15年というのは平均寿命が40歳の時には長いです。
だから刑務所で15年服役したら殆ど寿命が尽きるくらいでした。
ところが今は例えば40歳で刑務所に入って15年服役してシャバに出る。
すると55歳。
まだ若い。
十分やり直しも聞くしいい事もいっぱいできる。
ところが殺された人は何にもない。
もう二度と戻らない。
じゃあ人を殺した人はどうやって償うのか?
命で償うのか?
或いは金で償うかしかないんですが、実はこの金で償うという事に関しても非常に酷くて、刑法で裁いた後に被害者は民事訴訟も出来ます。
民事訴訟で例えば一家の主を殺されてしまった。
その殺人犯に対して何千万払えという判決が民事訴訟で確定したとします。
でも絶対に払わない。
彼らの殆どは払わない。
酷いです。
これは要するに日本では加害者の人権にも配慮しなければいけない。
まあそれ自体は悪くない。
問題は今はあまりにもそういうバランスが崩れて司法全体が被害者の事を誰も何とも思わない。
被害者遺族の心も何とも思わない。
被害者の命も何とも思わない。
そして加害者の人権保護に走る。
そんな事を長くやってると結果的に犯罪を奨励することになりますよ。
逆に人権侵害の拡大に繋がります。

被害者と加害者の人権の扱い方については法律だけじゃなく、マスコミも酷い。
被害者が居るとします。
そうすると被害者には人権が無いから、被害者の名前、顔写真が全部出る。
そして被害者がそれまで生前に行ってきた色んな私生活やプライベートな事も全部明らかにされる。
ところが加害者は下手したら名前さえも出ない、顔写真も出ないという事がある。
これはおかしい。
何の落ち度もない被害者の、その家族にとっては知られたくないプライベートな事まで全部明かしてしまう。
加害者は、例えば未成年だったりすると名前さえ分からない。
こんなこと続けてたらいずれ日本の法治社会全体が崩れますよ。
例えば親族が殺されても犯人はちゃんと処罰しない。
そうなると昔の江戸自体の仇討の時代に戻ってしまう。
逆に法の秩序が崩壊します。

今回の日弁連の主張は「外国はみんなこうしてるから日本もこうしろ」。
こういう事言うんだったら例えば安倍さんが何年か前に「自衛隊を国防軍にする」と言ったときにみんな大反対したんですが、世界の国は殆ど国防軍持ってます。
周辺では中国も韓国もそうだし北朝鮮もフィリピンも台湾もみんな国防軍持ってる。
ヨーロッパの国も全部国防軍持ってる。
国防軍持ってない国はバチカンとかモナコ公国とか、世田谷より小さいような特殊な国に限られます。
その他の国はどんな国でもすべて国防軍を持ってる。
ところがそういう時には一切黙ってて、こういう死刑の時には「世界の国はみんな廃止してる、日本も廃止しましょう」と言う。

国防軍の時には「世界がみんな持ってるから日本も持つ」、これは正しい論理の展開なんですが死刑に関してはその国が持つ宗教観、死生観、こういうものが如実に現れます。
ですからキリスト教みたいな他の宗教の文化と日本の宗教観は全く違うものなので、「キリスト教圏がこうだから」と言って日本が真似する必要は全く無い。
関連書籍 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書)
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