総連幹部の再入国禁止拡大を。自民、北制裁で提言へ

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こういうニュースって既視感がありませんか?
今まで何十回も見たような気がします。
記事の最後に「最大の貿易相手国である中国がどこまで協力するか?」とありますが、協力しません中国は。
アメリカが今回「制裁を強くするよ」と言ってる事に関して大きな反対はしないかもしれません、安保理で。
でも中国は今年の春にものすごく北朝鮮産の石炭を買い入れてる。
つまり経済的に支えてるんです。
だからアメリカが金融の拡大という事を言ったとしても中国が支えるすべはあるので、だから前から言われてる様に制裁が効かないというのはそういう事なんですよ。

日本側も人の往来に関する事。
「朝鮮総連幹部の再入国禁止拡大」という事を言ってるけどこれも効いてるんだか効いてないんだか。
やらないよりはやった方がいいでしょ、くらいの話でしかない。
もう少し長いスパンで見た時に10年前と今とでどうですか?
北朝鮮の脅威はどうなんだろう?じゃなくて確実な脅威になってますよね。
この前も核実験をやりました、だけじゃなくてその直前にミサイルを飛ばしてる。
1000キロ飛ばす能力もある。
核の小型化も言われてますが具体的に原爆の核を小型化して弾頭にして中距離弾道ミサイルに積むという技術はもう獲得してるんじゃないかと言われてる。
この中距離弾道ミサイルはノドンですけど、このノドンで1500キロ~2000キロくらいを射程にしてる。
これはやっぱり日本の直接的脅威ですよ。
ですから日本に北朝鮮の核が飛んでくることが現実の脅威になってる。
それ以外の側面として例えば「本当は北朝鮮は撃つ気が無いんだ」とか、そういう事はさておきなんですよ。
とうとう北朝鮮という国がそういうものを現実に手に入れてしまったというこの事態。

この10年くらい、やれ「制裁する」だの「やっぱり緩和する」だのうろちょろしてるうちにこんな事になってしまった。
北朝鮮の体制というのはイコール金正恩だし金ファミリーで、ある種の独裁者ファミリーの国。
ただ国家の意志みたいなものについて逆に考えさせられませんか?
つまり北朝鮮はどれほど国際社会から色んな圧力を受けようが制裁を受けようが、もちろん自国民も相当犠牲にしてるんだけど、やっぱり核を持つと決めた以上じりっじりっとでも歩みを進めてとうとうここまで来てる。
それに引き換え日本はこの10年間でなんか変わりましたか?
特に自国を防衛するという事に関して実行性のある何かを手に入れましたか?
むしろ向こうのやってる事の方が、良し悪しは別にして確実に着実に歩みを進めて成果を出してる、自分たちの思った事、目指した事を。
安保法案一つであんなに大騒ぎするのがむしろ異様です。
自民党は「北朝鮮に対してこういう制裁をしましょう」という提言しか党からは中々できない。
これでいいんですか?

その点に関して例えば小池都知事は踏み込んでいて「朝鮮大学校の認可について見直す」と言及してる。
これは都知事として出来る色んな事の中の一つです。
或いは短波放送しおかぜという、拉致問題の被害者の方たちに直接声を届けようという様なものに小池さんも自分の声を発信して参加するとか、北朝鮮問題についてはずいぶん思いもあるし色々具体的にやって行こうという事でかなり思い切った事をやろうとしてる。
むしろ国の取り組みの方がマンネリ化してる。
だから自治体の長でそれこそ発信力のある方たちからももっと思い切った提言が出てくればそれはそれでもいいんでしょうけど、ただそうは言うものの国としての構えが根本的に非常に弱い。
ですから今のミサイル防衛も、「ミサイルの一部が日本に落ちてきたらそれを迎撃するかもしれない」ってそんな抑止になってるのか、なってないのかよく分からない話じゃなく、もっと実質的に、そして感情論を交えずに議論をした方がいい。
ですから米軍との連携という事になるんだけど、核のシェアという事まで具体的に議論した方がいいと思います。
そういう点においても、これだけ核実験があったり色々してる最中にやっていた民進党の代表選でこの種の事が全く話題に上がってなかった。
一体何なんだ?野党第一党なのに。
それで「もう一回選んでもらえるように」って綺麗事だけで、「みんなが安心してどうのこうの」とかそういう事だけ言ってれば選んでもらえるという時代じゃもう無くなってるんですよ。
関連書籍 北朝鮮――変貌を続ける独裁国家 (中公新書)
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