蚕は何かに似てませんか?

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人類は家畜を沢山持ってます。
牛とか豚、犬も家畜です。
哺乳類だけじゃなくて昆虫にも家畜がある。
一番有名なのは蚕です。
その蚕は実はあまりにも家畜化が進んでしまって、自然回帰能力を失ってしまった家畜なんです。
つまり蚕を自然界に放したら生きていけない。
人間が育てないと絶滅してしまいます。

これまで自然界で蚕は一度も見つかってません。
なので蚕のルーツとなった昆虫が何かという事も分かっていません。

蚕は桑の葉を食べるんですが実際に蚕を桑の葉に乗せて「そこで生きてみろ」ってやったら蚕は一日で死にます。
というのは桑の葉に摑まるだけの力も無いんです。
ですから桑の葉からポトンと落ちて、そこから桑の葉によじ登るだけの力も無いからその日一日で死んでしまう。

繭から出た成虫の蚕蛾。
この成虫も飛ぶ能力を失ってます。
羽根はあるけどバタバタさせるだけでそこから一歩も動けない。
ですから自然界で蚕蛾を放っても雄と雌は出会うことが出来ない。
つまり繁殖する能力が無い。
つまり蚕というのは自然界で生きて行く能力をすべて捨ててしまった。
5000年前から人間が蚕を飼う事によって、餌を与えてくれる、そして繁殖はさせてくれるから「自分たちは何もしなくていいんだ」という事で葉っぱに摑まる能力も捨て、飛ぶ能力も捨ててしまって「もう全部人間にお任せ」という事で完全に自然回帰能力を失ってしまった昆虫なんです。

これ人間にも当てはまりませんか?
日本もどんどんぬるま湯になって、例えば経営者に言わせても「最近難しい。若い社員を怒ったらもう次の日から会社に来ない」とか学校でもちょっと嫌な事があったら登校拒否。
だから日本もどんどん蚕化してる。
「いやいや、いざとなったらアメリカに守ってもらう」「いやいや、憲法9条があるから大丈夫だ。攻めてこないだろ」。
文化人も「いやいやずっと抵抗しなかったら戦争は起こらない」「一切抵抗しなかったら向こうもやめるだろ」。
びっくりしますよね。
だから蚕なんですよ。
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