それにしても危機意識が薄い

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尖閣諸島に中国の船がどんどん入ってきているというのは繰り返し書いてきましたが、報道されるものの殆どが「中国の意図は何か?」の言及ばかりで「日本はどうするべきか?」という議論があまりされていません。
正直中国の意図はどうでもいいです。
今そこにある危機に対して日本がどのように行動するかに言及してほしい。
沖縄に住んでいる方が「他人事のように報じられているのを見て歯がゆい」と言ってました。

6月の終わりごろにも要するに船が領海内に入ってきたり色々してて、やれ「中国の意図はどこにあるんだろう?」「中国側の本当の思惑は?」ってそんなもんどうでもいいよ。
例えば自分の家に泥棒が入ってきたときに「この人の本当の思惑は?」とか「この人の懐具合はどうなんだ?」とかいちいち聞きます?
すぐ警察呼ぶでしょ?
或いはたたき出すでしょ?
なんでそれをしないでいちいち向こうさんの思惑ばっかり年がら年中要するに忖度してるわけ?という話なんですよ最早。
それと臨検をあそこでやるという様な事を世界に見せようとしてる、それも確かにあるかもしれない。
で、前書いたことの復習なんですけど領海といっても海に入ってくることについては問題ないんです。
ただ中国の公船、海警の船が入ってくる理由は無いです。
ただ漁船とか貨物船とか客船、そういうものは入ってきたって別にいいんです、無害通航で。
それプラス接続水域というところもあるんですけど、EEZってあるじゃないですか?排他的経済水域。
これは領海とは違うんですけど要するに日本が管理管轄する海で、そこで日本側が魚を取ったり資源開発をしたり調査をしたり色々好きにできる。
ところがそこは中国を含む他国は自由には出来ません。
但し日中漁業協定というものもあって、魚を取ることは色んなルールの中で認められている部分もある。
とはいえ今回のように200隻を超える船が一気に一つの海域に出没するというのはあまりにも不自然。
本当に漁のために漁船が来てるとはとても考えられない。
という事で「いよいよ来たな」という感じなんです。
ですからそこから類推するに中国の公船と漁船と称する船の間に人の行き来があるのだとするならばそれはやはり偽装漁船の可能性が極めて高い。
でこれは前から言ってる様にディスピューテッドアイランドとずっと言っているアメリカの軍事に関するレポートにも海上民兵の事というのはもう70年代からかなり詳しく触れられています。
それは何故かというとベトナムでおんなじことをやってるからです。
海上民兵を使って色んなかく乱作戦をしながら南シナ海で島を奪取してるでしょ?
そういう事があるので、それはもう有名な話なんですよ。
ですからそういうところから類推するに、やっぱり漁船じゃないんだなと考えることが出来る。
そういう可能性の部分も含めてですけど今持っている情報を出来るだけ世界に向けて公開することが中国への一つの対抗手段だと思います。
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