中国の波状攻撃

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9月にG20というのを中国でやる。
これは中国にとってはもともと肝心要な物なんです。
つまり中国が一番頭に来るのはサミット。
先進七か国、その中のアジア代表は日本で、中国経済はボリュームで言ったら日本を追い越しているのに相変わらずサミットは日本が行く。
行くだけじゃなくて今回伊勢志摩で開催された。
伊勢志摩という場所も中国は癇に障る。
かつては、ソ連の後のロシアは一応入れてもらっていた。
今はウクライナ問題などで出されたけど、そのロシアが入れるのになんで中国が入れないんだというのでものすごく頭に来てて、それが最大の怒りの一つ。
その代わりのG20。
「G7なんてもう古い。終わった国ばっかりじゃないか。新興勢力も含めた中国が主導するG20になるべきだ。それで今度は中国でやるんだ、議長国だ」と言ってるのが中国外交の根幹なんです。
したがってもうそろそろ尖閣に来るのを止めなきゃいけない。
これ下手すると日本は、極端なことが起きてしまうとG20の不参加もあり得る。
それからG20の中で、例えば参加はするけど首脳は送らないとか、そういう事が出てくると中国は困る。
だからもうそろそろ矛を収めなきゃいけない時期が近づいている。
だからその最中に上陸という事は絶対無い。
自分で議長国の権威を滅茶苦茶にしてしまうから。
だから二階さんが、祝賀会という事で中国大使を呼んでああいう演出をしてるのであって、矛の収め時に来てるんです。
アメリカも先刻承知ですよ。
だから今から第七艦隊を出して、それでどんどん緊張が高まるとは思ってない。
むしろどうせ中国はこれで矛を収めるから、アメリカの影響下で中国が後ろに引いたように見せたいんですアメリカは。

G20が終わった後、もっと大きな問題になる。
ご譲位の問題も含めて中国共産党の最終目標は日本の資源を奪う事だけじゃなくて最終的には天皇のご存在を無くすことですから。
中国が各国の王制に深い関心があるというのは、例えばタイにおいてもネパールにおいてもプータンにおいても明々白々に証明されてるというか実際に起きてる事であって、その世界各国の王室の存在を考えても日本の天皇陛下のご存在、皇室の存在感ほど巨大なものは無くて、いわばこれがある限り日本は崩すことが出来ないし、逆に言うとここを崩せば日本は何が良くても崩れていく。
そういう関係にあるというのを、僕たちはごく自然に陛下と一緒に歩んできたからどうしてもそこの自覚があるようで足りないところがある。
今回の陛下のご発言というのは改めて僕たちにとっての陛下のご存在がどれほど大きいか。
今上陛下はもちろんの事、125代に亘ってどれほど大切かというのを気付かせていただいたという大事な事はあるんですけど、僕らが気づく前から中国共産党は一番よく知ってるわけです。
したがってご譲位の問題というのは簡単には絶対解決しないししてはいけないので何年も掛かります。
その間に尖閣の揺り戻しがもっと強烈にやってきて、あえて言うと9月にG20が無事終わったとしたら普通で言うとその直後辺りから台風が一番盛んになる。
中国側としてはその台風シーズンにもう一度漁船を出して、そして台風の影響で人道的に避難しました。
魚釣島をはじめ、北小島でも南小島でも、要するに上陸しました。
それを日本は、例えば酷い話だけど警察官が排除して逮捕しましたとかなんとかっていう話を作りたいという事は間違いなくあります。
そうやって波状攻撃を必ず仕掛けてきます。
関連書籍 「尖閣問題」とは何か (岩波現代文庫)
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