Black Lives Matter

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聞いたことあります?
あまり無いと思います。
これ不思議なんですけど実はこれアメリカで起きている運動なんですがかなりアメリカではここ数年話題になっているのに日本ではほとんど報道されてないから皆さんもご存じないという事なんですね。
どういう意味かというとブラックは黒人です。
黒人の命が問題だというか大切だという事なんですね。
つい最近もルイジアナで射殺事件がありました。
こういう問題と絡んでるんだけど要するに黒人が警官によって射殺される。
数年前にもそういう事件があったんだけどその時から起きた運動なんですね。
これはアメリカのいろんな場面ですごく物議をかもしていてこの運動家たちというのが実はかなり過激なんです。
このBlack Lives Matterというのは黒人の命が大切だという言い方をしててこれをどういう風に解釈するのかという事なんだけど黒人の命もそれこそ白人の命と同じように大切なんだ、つまり「黒人をやたらと殺さないでくれ」という意味にも取れるけど逆に運動家たちが非常に過激化しているので「黒人の命こそ大切だ」という風になってきてるんじゃないの?という批判がある。
原理主義的になっているんじゃないかという批判もある。

このBlack Lives Matterをどう見るかというのは凄くその人の政治的な立場や或いは背景に左右される問題なんですよ。
新しい人種間対立の一つのキーワードになってる運動なんですね。
昔公民権運動の頃にブラックイズパワーなんていうもっと簡単な評語ですけど、国民に公民権をという運動の中でのスローガンに比べるとちょっと、これは凄く解釈の別れる言葉なんですよね。

アメリカ人の中にはもちろん黒人と言われるアフリカ系の人も居れば白人も居るんですけど、ある白人を例に挙げるとその人は50代で尚且つ彼は白人の中でもかなりコンサバティブ(保守的)です。
そのコンサバティブな人は南部出身でより保守性の強い人なんだけど彼は自分のフェイスブックであるCNNの一場面をシェアしてた。
それは何かというと今回の射殺事件に関してある警察当局側の人がCNNに出たわけです。
CNNとしては割とありきたりのコメントを求めて、つまり「今はこういう状況になってるけど一般の市民の人たちにいろいろ呼びかけをしてください」という事で呼んだんだけどその警察当局の人とキャスターがある種のやり合いになっちゃった。
CNNはオバマの広島訪問の時もそうでしたがその問題に係わる背景を持ったキャスターをその場に配置することが多い。
で、アフリカ系の男性キャスターがアフリカ系の警察当局者を迎えてのライブショーだった。
であるにもかかわらず二人がどういうやりあいになったのかというと警察当局の人が「今回の事というのは元々警察側がどうのこうのというよりもBlack Lives Mattreという連中がこの数年にわたって要するに警官に対するヘイトをずっと先導してきたじゃないか。結果的にはその結果導き出されたことだよ」と。
つまりどういう事かというとあの射殺犯というのはBlack Lives Matterとは関係無い人だったんですね。
関係無い人だったんだけどでもそういう空気が醸成されてきた。
これが問題じゃないか?という極めて政治的な発言をしたんです。
本来警察当局の人はそういうことは言わずに「市民の安全のために」という様な事を言うのが筋なんだけど凄く激高した調子でそういう事を言ったという場面があって、それをさっきの保守的な白人の人は「よくぞ言ってくれた」と。
つまりアメリカの中に新たな人種対立を持ち込んでるのはこういう連中なんだという事を彼は言いたかったんだと思う。
アフリカ系アメリカ人はこのBlack Lives Matterをどう思っているのか?
次回に続きます。
関連書籍 黒人差別とアメリカ公民権運動―名もなき人々の戦いの記録 (集英社新書)
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