民進、9月7日代表選へ、秋国会までに新執行部

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僕たちの感覚だと参議院選挙に民進党は負けたという感じ。
明確に負けたという感じがあるでしょ?
だけど責任論は全然浮上してない。
どうなの?って話しなんだけど要は岡田代表自身も参議院選挙の前に明確な目標を掲げていなかった。
「3分の2を阻止する」とかよく訳の分からない事を言って、それも阻止できなかったんだけど「自分の地元で負けたら辞める」、そんな事は党の代表が約束する事じゃない。
党の代表は全体の選挙がどうであるかこうであるかという事に対して責任を負うものであって、自分の地元がどうこうというのはあまり関係の無い話なんだけどそんな柔い事を言ってた。
それに対して民進党内では当然「そんなのあるか」と思っていながらもそれがもう口に出来ない空気になっちゃってる。
ただよくよく選挙結果を見てみると今回はそれまでに無い形として共産党も含めた統一候補を立てました。
これが11勝ってる。
それによってどういう事が起きたかというと瓦解しかかっている民進党にもう共産党が憑依しちゃった形なんですよ。
最早共産党がある種の方向性をリードしていくような形になってしまっていて今回の都知事選挙もある程度報道されてますけど鳥越さんの擁立に関しても完全にこれは代々木(代々木派 主に1960年代から1970年代の日本の政治分野で使用された呼称で、日本共産党やその執行部を指す)の意志なんですね。
それにあっさりと乗ってしまったのが岡田さん。
要するに民進党が限りなく共産党化してる。
共産党の場合選挙結果がどうであれ代表は変わらない。
そういう状況に民進党は今陥ってる。
通常の政党であれば選挙結果に代表されることで責任を取って代表が交代して新たな選挙で選ぶというのが筋。
一応代表選はやりますよ?
やりますけどこの岡田さんの続投論が当たり前にまかり通るような共産党的空気になっちゃってる。

それから民進党の保守系の議員を中心に共産党との共同路線への不満が燻っていてと記事にありますが、燻ってるだけなんですね。
要するにちゃんと表明できない。
それは今回の都知事選の経緯にも非常に色濃く表れていて要するに都知事選の候補者として名前が浮上した人の中にはこの民進党の保守系議員の名前もありました。
それから民進党の東京都連の会長は松原仁さんだけど彼も保守系議員の代表格。
松原さんはご自身で出馬すればいいじゃないですか。
だからよっぽど人が居ないのかな?
でも人材が居ないのは自民党も同じです。
だけどどこが違ってくるかというとやっぱり民進党の場合方向性がもちろん定まらない、そしてその方向性の部分を逆に共産党に握られている。
それから党のガバナンス(統治のあらゆるプロセス)、これが全く効いてないのでバラバラなんですけどそれぞれが意見もハッキリ言えないみたいな最悪の状態に陥ってる。
例えばグリップが効いてないからみんながバラバラだというなら逆に凄く自己主張がはっきり出てくるかというとそうでもない。
よく言われることに「民進党の保守系議員たちは出馬すればいいじゃないか」という意見がありますがそれは簡単じゃなくてやっぱり選挙を戦う上で党のバックが無いというのは非常にきついです。
無所属になってしまうと国会議員としては選挙もそうだし通常の議員活動も大変弱弱しいものになってしまう。
それからもともと民進党に居る保守系議員たちというのは色んな自分の選挙区や様々な事情がある。
「本来この人は自民党から出ればいい人なんじゃないの?」と思うけど自民党から出れないから民進党から出てる。
だから難しいんですよ。
そんなに簡単ではない。
でも政治家なんだからしっかりしなさいよというのはあるんだけど、まあそういう状況。
ただ僕はそういう人たちに半ば同情もしますが一方でやっぱり民進党の人たちの話を聞いてると肝心な時に居ない男が多い。
肝心な時に腰を引く人が多い。
だからある意味では小池百合子さんみたいな、いざとなったら自分が崖から飛び降りてでも風を起こそうという様な人が居ない。
いざとなったらやっぱりそこから腰を引く。
肝心な時にはそこに居ない。
そういう人が多い。

ついでに言うと野党になった、つまり下野(与党が政権を失い野党になる事)した。
旧民主党で一度政権を取りながら下野しました。
この下野するという事は割合一つのチャンスでもある。
というのは自分たちを見つめ直すことが出来る。
で、自民党は下野した時に徹底的に保守政党としてのアイデンティティーを取り戻そうという動きがあった。
その一番自民党が大変だった時に火中の栗を拾って総裁をやったのが谷垣さんなんですよね。
谷垣さんの時に自民党はことごとく選挙を勝ってる、野党として。
それは当時の民主党政権があまりにも酷かったというのはあるけど。
そういう一番大変な時にご苦労された谷垣さんという人の頑張りが無かったら今の自民党の安定政権も無いわけです。
そのように困った時に、自分たちが下野して窮地に落とされたときにそこを踏ん張ろうという人材が出てきて尚且つ自分たちが政党として、政党というのはグループを作って日本の政治の中である種の理念を打ち立ててそれを実現したいという事でやる。
その自分たちが打ち立てたい社会像というものは一体何なのか?を掘り下げないまま、与党の足を引っ張ろうという事だけに終始しているうちに共産党という全く異質な人たちに憑依され乗り込まれてしまった。
そしてどんどん共産党化が進んでいる。
だから代表戦と言ったって通常考えられるような、「負けたんだから」という様な論理が通らない世界に入っちゃってる。
負けることは半ば分かってたんだけど思ったほどボロ負けの程度が低くて済んだみたいな感覚で危機感が無い。

共産党というのはもともとプロパガンダ政党ですよね。
共産主義というのはそういうもの。
ですから今回の鳥越さん擁立に関してだって前段があって、参議院選挙でジャーナリスト出身の人が当選してます。
この人たちが訴えていた内容が何なのかというと「安倍政権による圧力がある、このままじゃ世の中おかしくなりますよ。戦前の様な事にひょっとするとなるかもしれない、日本がおかしな方向に行っちゃいますよ。で安倍政権に絡む圧力があるんです」と。
これ事実じゃないでしょ。
参議院選挙後の報道を見てたって圧力受けてる報道には見えませんけど?
言っちゃ悪いけどかなり安倍総理本人を前にコケにするような感じのやりとりをTBSはしてたし、ほんとに圧力受けてたらそんな事できませんよ。
圧力をむしろ政権側にかけてるのはあなた方ですよね。
どう考えたって参院選で当選した人が元居たTBSや日本テレビが政権から圧力受けていたという風には見えない。
同じような仕事をしてる人も言ってましたが「もし本当に圧力受けていたらあんなことは出来ません」と断言してました。
だからそれは嘘なんですよ。
でもそういう雰囲気で世間を煽るのはある種典型的な悪質なプロパガンダです。
でもそれで選挙に勝っちゃった。
キャスターというある種の良いイメージと皆さんを不安に陥れるような論法で勝っちゃった。
「これはいける。だったらさらに大物である、大御所である鳥越さんを担ぎ出せば」という流れなんですよ。
ですからその流れも一種のプロパガンダを得意とする共産党的考え方から出てきてるものなんです。
だから都知事の話なのに国政的な事しか言わない。
ハッキリ言うけど東京都の都知事が国に対して物を言える範囲なんてのは殆ど知れてるんですよ。
憲法がどうのこうのというのもほとんどナンセンスな話なんだけどそういう嘘で有権者或いは一般の方々を間違った方向に誘導するというのは典型的なブラックプロパガンダ。
これを得意とする流れの政党に民進党がなってしまってる。
他に言う事が無いというのもある。
それしか言う事が無い。
それは自分たちの目指す高い像みたいなもの、自分たち政党としてのアイデンティティーを見つめる時間にこの野党としての時間を使わないからなんですよ。

自民党は保守政党だと自認している。
民進党がリベラルだというならリベラルの旗をしっかり立てればいいし、日本のリベラルとしてどんな社会を実現したいのか?
憲法に関してだって本当に丸ごと今のままでいいんですか?
安全保障の問題だけじゃなくて例えばもっとリベラルな憲法にすることだってできるわけですよ。
そういう事についてどう考えてるんですかという事をなんにも深く掘り下げない。

日本の和式リベラルの人たちがよく言う例えばLGBT(体と心の性が一致しない人)の問題に関しても「同性婚は認めていこう」という事を民進党系の議員も結構言っていた。
ところが同性婚は現状の憲法では憲法違反です。
という事は憲法を改正するんですか?
今の両性の合意に基づくという憲法の条文は改正せざるを得ませんね?
或いはこれは安倍政権でも問題になってますけどクオーター制というのがあります。
例えば女性の議員を3割にするとかなんとか。
これは男女平等を謳った日本国憲法から考えるとどうなんですか?
憲法には違反しないんですか?
このクオーター制をものすごくハッキリと推し進めた国というのは憲法で謳ってるという事がある。
つまり「女性をこれだけ入れなさい」という風に始めからルールとして入れている。
ですから同性婚にしてもクオーター制にしてもそれに賛同する日本国民がそれほど多いとは思いませんがでももし民進党が本当にリベラルな政党だという事を自認するのであればそれぐらいの事まで議論する必要があるんですよ、自分たちの中で。
だけどそんな事も全くしないまま、安全保障法制の時もそうでしたけど下らない事を色々やってただ単に足を引っ張ろうとする。
で日本の安全保障はどうあるべきかという事は全く議論もしない。
こういう事が続いている限り、共産党にとってみれば良いカモになりますよ。
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