131億年前の宇宙に酸素、アルマ望遠鏡で発見

20160617_0850_11.jpg
電波望遠鏡で131億光年先の電子とか原子核を観測できるものなのか?
そもそも131億年前の宇宙が何で観測できるのか?もう過去なのに。

実に不思議な事に宇宙が爆発したと同時に僕らが爆発した地点からダアアアッと遠ざかってる。
遠ざかってるのがほぼ乱暴に言うと光の速度くらいで遠ざかってる。
そうすると138億年前の光、この前どこかが見つけてるんだけど138億年前、宇宙が出来た時の光でまだ地上に到達していないものがある。
それが今になって到達してる。

僕らがオギァと産まれた時の声なんかもう聞こえないでしょ?
それなのに宇宙だけは138億年前宇宙が爆発した時の光を今見ることが出来る。
物凄く不思議。
いくら考えても「えっ?過去の物が見えるの?」と思ってしまう。

今もほんとは過去なんですよ。
今隣りにいる人の顔も実は過去の顔でちょっと若い頃の顔を見てる、0.000001秒前の。
だから隣りの人から出た光が僕のところまで到達するのに10年かかるとすると、その人の10年前の顔しか見られない。

望遠鏡で何で原子核を見られるのか?
我々は光というと自分の目で見ることが出来る光しか光と思わない。
だけど電波望遠鏡や光学望遠鏡で「この波長が見える、あの波長が見える」という受光器を使えばどんな光でも見えるわけです。
電波というのは光だから。
酸素が出す光というのは決まってて、他と全然違うんですよ。
だから星の色を見れば星が何でてきてるか分かる。

今までの定説は爆発した後は水素とヘリウムくらいしかなかったんじゃないか?
それが固まって、固まった後の核融合で酸素とかが出来たんじゃないのかというのが仮説としてあった。
さらに進んで超新星くらいデカくなった時にできるのが金とか銀。
大きく分けて最初水素、ヘリウム、二番目が酸素から鉄まで、鉄以上の元素が超新星爆発で出来たという風に一応なってる。
だけどこの記事では酸素はもっと早かったんじゃないか?
最初に爆発した時に酸素も少しできてたんじゃないの?というのがこの記事です。

どんなに原子核が小さくたって原子核を顕微鏡で見るわけじゃなくてそこからの光の波長を見てるわけです。
よくトンネルに入ると橙色のランプがあります。
あれはナトリウムの発光です。
だからあの時に「橙色だな」と思う人は文科系、「おっ、ナトリウムだな」と思う人は理科系です。
関連書籍 宇宙の誕生と終焉 最新理論で解き明かす! 138億年の宇宙の歴史とその未来 (サイエンス・アイ新書)
関連記事

コメント

非公開コメント