政府「看過できない」、中国艦動向に反発

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インドも含めて「これは日米と仲良くしといた方がいいな」という風に潮目がもう変わってきてる。
そこに習近平は立たされているし、習近平が今一番考えていることは軍部を再編しなければいけないという事。
軍を近代化していくという流れの中で今まで陸軍中心だった人民解放軍が海軍や空軍に力を入れて行かなきゃいけない。
でも元々凄い利権を持ってたのは陸軍なんですよ。
人民解放軍って元々陸軍しか無い軍隊ですから。
これに対して反発もある。
そういう中で軍を引き締めていかなきゃいけないから本当はどこかで一戦構えたい。

で国内は経済もちょっと下落傾向にある。
軍もそういうような感じで自分が軍を本当の意味で掌握するためにかつて鄧小平がベトナムにかけて戦争を仕掛けたのと同じように周辺の何処かで一戦構えたい。
そういう自分たちの内的なニーズもあるし、外からは日米を中心とした勢力からどんどん包囲網を築かれてしまっている。
ASEANも今までは金でいう事を聞かせることが出来てたんだけど段々潮目を見始めているという流れがある中で、でも色んなところにファイティングポーズを取らなきゃいけない。

日本側の接続水域にここのところ立て続けに中国側は軍艦を出してきてる。
これが常態化するという事が一番よろしくない。
特に口永良部島の領海侵入について安倍政権はちょっと判断を誤ったんじゃないか?
この領海侵入してきた船は去年から使われている新しいタイプの船なんですね。
中国の情報収集船。
口永良部島まで来てるってもうどんだけ近くまで来てるのって話しじゃないですか。
ここに情報収集の船を出してきて例えば海上レーダーとかあるいは無線の傍受をしてるというのはもう明らかに軍事的行為でしょ?
これを無害通航として認めてしまったという事は、アメリカとどういうすり合わせがあるのか分かりませんけどやっぱり日本としては対応がぬるいと思うしここでそれなりの、「日本は問題視してるんだ」という対応を見せない限りどんどん来ますよ、中国のこれまでの例を見れば。
今後どんどん来た時にいよいよとなって何かをするのかもしれませんけど、僕は過去に二度出たことがある海上警備行動を発令すべきだったと思います。
それで近くまで海上自衛隊の艦船を送ってにらみ合いという事態も含めて今回ちゃんと日本側の姿勢を見せておくべきだったんじゃないか?
これをあっさりと無害通航だという中国側の言い分そのままに認めてしまうのかいかがなものか?
今後に禍根を残しますよ。

これから選挙があるので国会も閉じてしまってるんだけど今後海上警備行動を出すという事をいちいちしなければならないというのもこれもまどろっこしい話なんですよ。
つまり中国が今後同じことを繰り返しやってくる事態に陥る危険性は非常に高い。
ですからこの海上警備行動というものを発令しなくてもいいように自衛隊が常に平時から領海内の警備行動を出来るような法律を作るべきじゃないですかね?
それは別に今の憲法の範囲内でも出来る話だと思います。
つまりこれまでどういう風な考え方になっているのかというと自衛隊を動かすのは最後の最後の話というような感じで日本の海に関しては海上保安庁が警備にあたるという事になってる。
通常それはそれでもいいんだけどでもこういう状態になってきたんだから海上警備行動をいちいち発令しなくても必要に応じてその場に駆け付けることが出来たり或いは平時から領海内に限ってですけど自衛隊の警備行動が出来るようなそういう法律をもうさっさと作るべきではないか?

ですから外交戦では功を奏してきてるんですよ、この安倍外交が。
でも安全保障の面に介しては案外弱腰だという風に思います。
言われてるほどタカ派ではないです。
特に尖閣諸島に関して言うと民主党政権の時は例えば沖縄の石垣島の漁師の人たちは石垣島まで船を出すことが出来たんですよ。
今はもう全然出来ない。
それは例えば漁船と称して活動家たちが尖閣の近くまで行って上陸してしまうとかそういう風な事を想定してるからかもしれませんけどそもそも船も出させないというのはやっぱりおかしい。
もちろん中国船が入ってくることが常態化してしまってるからその状況に押されてそうなってるんだという言い訳はあるかもしれないけどそのこと自体がそもそもおかしいわけですよ。
ですからさっき書いたように新たな法律を作って自衛隊による海上警備行動が平時から出来るような体制を是非作ってほしい、秋の国会でまず一番最初に。
ですから参議院選挙の争点無いとか言ってますけど、やっぱり安全保障を争点にすべきだと思いますよ。
それが争点にならないような国だったらちょっと日本の国民のレベルというのも相当問われますよ。
この期に及んで安保法案を廃案にしようという政党がこんなにあるというのがね・・・

日米安全保障条約というのは非常にシンプルな条約で、それを補完する意味でしょっちゅう色んな指針が出されてるんです。
ちょうど10年前に出された日米の今後の展望みたいな中には、島の防衛に関しては日本が主体的な役割を負う。
それに対してその次の項目で米軍は必要なサポートはするよという事になってるわけですからまず日本が自力でどうするか考えなきゃいけない所に来てるんです。
ですから憲法改正というのはやっぱりハードルが高いから、憲法改正しなくても現状の範囲内でできる事は最大限やる。
そのための法律の整備は必要だと思います。
関連書籍 南の島へ行かないか―離島の中の離島口永良部島
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