南シナ海での中国動向に「強く反対」サミット宣言

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これが非常に意味があるのは実はヨーロッパは南シナ海に全く無関心なんです。
辛うじて多少フランスがまあベトナムが植民地だったから、いやでも関心あるとは言えないか。
そんな事言ったらシンガポールはイギリスの植民地だったんだけど、でも全体にたった70年経っただけなのにもう忘れ果ててて興味ないわけです。
だから中国はイギリスに手を伸ばしたりしきりにやってるので、ヨーロッパ諸国、今回のG7と言うけど要はヨーロッパが多い。
日本カナダアメリカ以外は基本的にヨーロッパですから、そのヨーロッパの諸国が共同で事実上中国、名指しはして無くても「中国はこんな事やってたらけしからんぞ」という声明を出すというのはこれは中国共産党にとってはものすごく大きな話で、しかも今何が起きてるのかというとこの間5月20日に台湾で蔡英文さんという女性初めての総統が就任しましてその前の馬英九という中国寄りの政権に圧力を掛けて日本の沖ノ鳥島に巡視船だ軍艦だって出したのを蔡英文さんは、これは苦しむだろうと中国側が期待してたのが、苦しんでいらっしゃるんだろうけどあっという間に引き揚げさせた、一瞬で。
という事は中国にとってみれば頼みのヨーロッパのこれで南シナ海にいわば首は突っ込んでないけどでも関心を持たせることになり、そうすると世界的に言うとまず安倍さんが何を言われてもロシアのプーチンと会うのは、中国と向かい合うためには当然ロシアと手を組みましょうという事になる。
でロシアが中国の頭の上で日本と仲良くしましょうという事で圧し掛かり、台湾が実は日本とすごく仲良くなり、手を伸ばしてヨーロッパと思ったらヨーロッパは少なくとも南シナ海で中国の味方をしなくなる。
アメリカはトランプになったらどうなるかは別にして少なくとも来年の1月まではオバマさんの広島訪問を考えると日米関係は凄く濃くなった。
特にあえて言うとスピリチュアルな、精神的な結びつきが出来たから、中国の孤立感は凄く深い。
これは重大な事です。
もし僕が中国共産党の一員だったらこれは寝られないです。
それを作り出すサミットというのは真に珍しくて、そして実はドイツも、ドイツ経済も中国頼みなんですよ。
例えば上海行っていただくとドイツを代表する車のアウディが走り回ってるんですけどあれ全部メイドインチャイナ。
だから国際市場でるとチャイナ製のアウディはもうほとんど値が付かない、同じアウディでも。
何を言ってるかというと中国経済もそれに支えられてきたけどドイツもイギリスもそしてアメリカも中国経済が頼みのはずが、「だからと言って南シナ海の暴挙を許さない」と弱い立場のベトナムとかマレーシアとかシンガポールとか相応の立場を守りますよという宣言に等しいから、これは本当は非常に成果として大きいんです。
これはもう動きません。

ドイツにしてもイギリスにしても今後AIIBに入ったのを悔いて出たいという国が他にも出てくるかもしれない。
これは来年にかけて世界経済の中で中国の動向、中国がへたっちゃうんじゃないかってのは、そういう意味でも重大なんだけどでもそういう事に負けずにちゃんと政治的に正しい事をやろうとしてる、というのは伊勢志摩サミットで7か国がちゃんと伊勢神宮に正式参拝なさる。
それも含めての事ですけど、まあでも日本の立場を尊重してると思いますね。
関連書籍 AIIBは崖っぷち中国の延命トリックだ
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