米南部、ノースカロライナ州「トイレ法」で大論争

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アメリカ南部ノースカロライナ州の州都ローリーで16日、心と体の性が異なるトランスジェンダーが公共トイレを使う際、出生証明書と同じ性別のトイレを使うよう義務付けた州法、通称トイレ法に反対する集会が開かれ参加した数百人が口々に法律の撤廃を訴えた。

地裁ではこの法律は違反であるという判決が出た。
ただ公民権法第10章には性的指向を理由にして差別をしてはいけない、要はゲイなどを差別してはいけないという事になってるんだけどこの性同一性障害には言及してないんですよ。
例えば男性だった人があそこを取っちゃって女性になってしまったとしましょう。
であるならば女性のトイレを使ってもいいんじゃないかなあ?
ただこの法律おかしいんだよ。
これには続きがあって今度オバマ政権がどうしたかというと、まずこの話をする前によく理解してほしいんですけどアメリカの教育に関しては全て州の私権に帰属されてる。
連邦政府は教育について発言権も何も無い。
全て州が決める。
但し教育相が出来たのはカーター政権の時であってその目的というのは色んな補助金をばら撒いてるわけだからそれを管理するためだけであって学校を管理してるわけでも何でもない。
なのにこの判決を受けてそこからアメリカ中のすべての学校に対して、自由にどっちを使ってもいいようにしなさいという指示が出た。
そうするとこれはトイレだけじゃなくてロッカールームもシャワーもそうなんですよ。
すると男性器をそのまま残してるのに女だという風に振る舞ってる人が居る。
トイレはまだいい、ドアを閉めればいいから。
でもアメリカの学校のシャワーは個室なんて無いんですよ。
大きな部屋にシャワーがいくつもあって全て見える。
それを使わせろと言ってる。
さすがにこれじゃあ行き過ぎ。

という事は自分は性同一性障害じゃないんだけど性同一性障害だと偽って、例えば男性が女性の裸見たさで入って行く事もできる。
大学でも男性寮と女性寮がある。
自分は性同一性障害だからと言って男性が女性の寮に入ることが出来るかもしれない。
それはまずいんだよね。
だってそれは自分がそうだと言えばいいだけであって、診断書がある無しとかそういうのも無くとにかく本人の気持ちを尊重しなさいという事を言ってる。
これ悪用されるのが目に見えてる。

それよりも州の私権なんですよこれ。
それを連邦政府がやろうとするから。
本来ならこういうのは議会が決めればいいの。
ところが議会は全く機能停止してる。
殆ど心肺停止という感じ、アメリカの議会は。

これは行政の指導なんだけど物凄い反発が来てる。
ユタ州知事は「何があろうとも、たとえ連邦政府から一切の補助金が来なかろうがこれは実施しない」と言ってる。
他の州知事も同様の態度を取ってるんだけど、補助金が来なければ成り立たないので今の学校は。
ですからこれはおそらく撤回になると思うんだけど、しないとますます私立学校への流れが加速されますよ。
だけどそれが出来ない子がねぇ…
私立は金がかかるから。
公立は原則タダだから、でも私立への流れが加速されると思う。
とにかくこういう事やるからリベラルがダメだと保守系が言うわけで、これは象徴的な出来事ですね。
だってそういう人2000人くらいしか居ないんだよ、全米で。
調べてみたら2000人くらいしか居ないのにひょっとしたら万人単位の人が乗り出てくるかもしれない、これを悪用して。
これはさすがにやり過ぎだな。

だってこれは行政が決める話じゃないんですよ。
裁判所か立法府が決めるのであって行政府が決める話じゃない。
でしょ?
だから裁判所はこの法律はダメだと言った。
だからその法律は実施できない。
以上です。
ところが何故か行政府が出てきちゃった。
これは一部のリベラルたちが自分たちの思想を全国民に押し付けようとしてるホントにみっともない例です。
関連書籍 変えてゆく勇気―「性同一性障害」の私から (岩波新書)
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