FC2ブログ

3000万

1858_l.jpg
さあこれは何の値段でしょうか?
値段です。
3000万円。

病気になって臓器移植をしなければいけないという人が居る。
募金を募ってアメリカに行って臓器移植をするという人も居る。
でもやっぱりアメリカの場合でも適合する人を待つのに大変時間が掛かったり或いはそういう期間も含めて大変な額のお金が掛かる。
これがもうちょっと割安にしかもスピーディーにできる国というのが中国。

中国の臓器移植というより臓器売買は人民解放軍の利権なんです。
この問題あまり日本で報道されないでしょ?
人権問題とかそういうものを扱う人たちにもうちょっとこの問題等々を真面目に取り組んでほしいと思うんですよ。

この中国の臓器移植が、もちろん状況とかどの臓器とかというのには依るのかもしれないんですけど大体3000万ぐらいで臓器を取り替えてもらえる。
もちろん相手を見て色々上積みされるかもしれません。
だけど3000万と言ったらある程度お金を持ってる人だと安いという事で行っちゃう人が居る。
但し中国の場合は色んな部分での安全性が低いために、それは臓器の適合云々よりも医薬品やなんかの安全性が低いために結構失敗して亡くなってる方も多い。
そういうリスクも相当高いんですけどでもまあ中国に行ってやる。
なぜならばすぐできるし比較的安いから。

このすぐできるという部分と人民解放軍の利権という話は実は相当国際社会には出回っててそもそもずいぶんこの問題を派手に色々伝えているのは法輪功と言う奇行集団と言われてるんですけど一種の新興宗教的集団でこの法輪功の信者と言われる人たちの多くが弾圧にあっているから、中国で捉えられて一種の政治犯的な扱いになっている。
そしてその法輪功の信者というのが専ら臓器提供者としてのターゲットにされているという事から、法輪功の人たちがずいぶんこれを世界的に色んなところで広めようとしてる。
だけどやっぱり新興宗教の集団という事もあって一定の見方みたいなフィルターが掛かるのであまりこの事は信用されてこない部分もあった。
但しこれが本当の事なんだという事がはっきりしたのは薄熙来(はくきらい)という人の失脚した一件があってその前に王立軍という薄熙来の側近の様にして、要は今習近平がやってる事とちょっと近いんだけど色んな人を取り締まった。
その実行部隊になった人が王立軍という人なんですけどこの人が薄熙来の色んな秘密を持って、裏切ってアメリカ大使館に駆け込んでアメリカに亡命しようとした。
そしてアメリカに色んな自分の持ってる情報を全部渡そうとしたんですけどアメリカは王立軍を亡命者として受け入れなかった。
でもその時にアメリカにもたらされた情報の中にこの臓器売買の話があってそしてこれが人民解放軍と中国の有力者の利権になっているという事が明らかにされた。

で、どういうシステムかというと政治犯と言われる人が多数逮捕される。
これは法輪功信者だけじゃなくてチベット人やウイグル人たちも大量に、何の罪か分からないことで政治犯として逮捕される。
そして刑務所に入って運よく出てきた人の証言なんですけどこの人たちによれば刑務所に入った時に例えば中国では日本の様に職場で健康診断受けなさいとかそういうのはあまり無いんだけど何故か捕らえられたら真っ先にものすごく詳細な健康診断というか体の検査をされる。
そうすると分かるわけですよ、型がどうだとか、ほら適合云々があるから。
で健康で尚且つ需要がある程度多いだろうみたいな人はAランクみたいな感じになる。
要はデータベースに入れられる。
そして例えば僕が「ちょっと臓器が」みたいな感じで行くとするじゃないですか。
そして「何とか一刻も早く手術してほしい」って言うとパッとデータベース見て僕の型に合う人というのを探し出す。
そして例えば「どこそこの刑務所に居る」って言ったらその人を連れてくる。
つまりフレッシュなものをすぐ調達できる。
そして3000万の手術代を取って手術をする。
中には政治犯たちから臓器を摘出したという事、「自分は外科医としてそういう事をやりました」という告白をヨーロッパ亡命後にしているウイグル人の医師も居るんですよ。
みんなは「どこまでほんとなんだろう?」と思ってたんだけど一つは王立軍のもたらした情報の中に大々的な臓器の提供システムがあってそれは全て人民解放軍の病院によって行われているんです。
そういう所がネットワーク化されていてそこで行われる。

それともう一つは法輪功の信者の証言。
これを丹念に集めて詳細なレポートにした人が居る。
この人たちはどういう人たちかというとカナダの人で二人いるんだけど一人はデービッドキルガーという人です。
もう一人はデービッドマタスという人なんだけどこのデービッドキルガーという人は今70代ですけど過去にカナダのアジア太平洋担当の外務大臣をしていた。
この外務大臣は複数いて地域で担当が決まってたんだけどそれをやっていたことのあるカナダの中でも相当筋金入りの人権派の元政治家。
この人が引退後に自分のライフワークとして中国の人権問題に本格的に取り組み、臓器売買の話には相当問題意識を持っていた。
そして法輪功の信者たちの訴えは一種のフィルターが掛かってあまり伝わりきらない。
そのことを重く見たのか自ら調査に乗り出して「実態としてこれだけあるよ」という事を告発するレポートにまとめたり、それを翻訳したのが中国臓器狩りという本で日本でも出てます。
そういう事もあり、もう一つは王立軍のタレこみもあったのでこれは実態としてほぼ間違いない。

デービッドキルガーがしきりに言ってたのは「日本からも相当行って手術受けてますよ、日本人はその一翼を担ってるわけですよ?」と。
で、その事によって何の罪もない人が臓器を提供する側に回らされて、それによって当然命を落とす事だってあるわけだし。
よく「お金に困ったらどこか行って臓器を売ってこい」という話がある。
それは言ってみれば自分のやった事の責任みたいな話なんだけど、なんだか分からないけど突然「政治犯だ」と言われて逮捕されてある日突然臓器を摘出される。
こんな酷い人権問題ってなかなか無いです。
その値段が3000万なんですよ。
プラモデルのパーツじゃないんだから。
でもやっぱりそれぐらい、貧民の生き血を吸った中国の富裕層であったり或いは中国の富というものはこういう構造なんです。
だからこういう事についてもう少し日本で情報が出回った方がいいし、誰だって自分の命は「助かりたい」って思いますよ。
だけどそのためにそういう形で見ず知らずの他人を犠牲にしていいのか?というのは僕の感覚では少なくとも耐え難い。
関連記事

コメント

非公開コメント